内容説明
永井荷風(一八七九―一九五九)は,三十八歳から死の前日まで四十一年間,日記『断腸亭日乗』を書き続けた.文章の奥から,時代が浮かび上がる.全文収録.(四)は,昭和八年から昭和十年まで,「文芸復興」の風潮の中での孤高の歩みを収める.初めて詳細な注解を付した(注解・解説=中島国彦)(全九冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
目次
昭和八(一九三三)年
昭和九(一九三四)年
昭和十(一九三五)年
注解(中島国彦)
第四巻 解説 「文芸復興」の流れの中で(中島国彦)
本文について