内容説明
森の中でスローライフを送る、ハタノ家の夏が終わろうとしている。
暑い盛りも過ぎたということで、竜族の里へバカンスに!
スマホで風景を撮影したり、お刺身を食べたり、水着で海遊びをしたり。
のんびり楽しく夏を満喫した後、家に帰ると新たな出会いが。
なんと、羽の生えた小さくて可愛らしい――妖精さんたち!?
とても不思議な存在だけど、父と母、子供たちからなる彼らもまた
僕らと同じ『家族』だった。
つまり我が家と同じように、幸せを掴むために乗り越えるべき問題があるってこと。
だけど解決のお手伝いをする中、僕は思いもよらない事態に向き合うことになる。
それはこの世界の成り立ち、地球との関係、そして僕自身の――。
父さん、僕、あなたの息子に生まれてきてよかった。
いま改めて、そう思うんだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤崎
3
今回は、竜の里で夏休みイベントを満喫したり、生魚を食べる日本の食文化ムーヴにドン引かれたり、相変わらず犬が可愛かったりするお話。そして、前回までで大きな事件は大体解決してるよねと思わせておいて、妖精がひょいと出て来る異世界の引き出しの多彩さよ・・・後、スマホって現代技術でアドバンテージを取りつつ、何百年か経てばやがてこの世界の技術も追いつくだろうって発想は、異世界転移の唯一性と文明という普遍性の両面を描いたバランス感覚で、だからこそ特別な家族の話を身近に感じるのかな、なんて思えて素敵でした。次回も期待です2025/09/18
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