内容説明
王が死に、幕を開けた選定の学園。選ばれぬ少女・バレンシアを選んだのは、少年・ヨビトただ一人。理不尽を壊し、運命を覆す。――君を王にするために。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
王が死にその後継者を選ぶ王座争奪学園。亡都出身の王臣魔法を使えない欠落者の少女バレンシアが、成り上がりで王位を目指す学園ファンタジー。完全な実力主義と投票により生徒たちの中から王が選ばれるはずのシステムで、出自から不当に扱われ理不尽に立ち向かうバレンシア。自分を選んでくれた少年ヨビトに支えられ、落ちこぼれたちで集まった班で傲慢な貴族たちに挑む展開で、足りない部分を努力で補い急成長しながら実績を積み重ね、故郷が滅亡した過去の悲劇の真相も絡めながら、揺るぎない覚悟で立ち向かったその結末はなかなか良かったです。2025/09/21
真白優樹
11
王が死に、その後継者を選ぶ為の学園で、選ばれぬ少女が自分を助けてくれた少年を選び始まる物語。―――仕組みの破壊、それは彼女が抱いた平等への夢。 虐げられてきたからこそ、平等にするために。見果てぬ絵空事の為に、仲間を集めたり敵貴族と激突したりしながらも頑張る物語であり、それぞれの思いが混じり激突する先に、ひとつの結末が待っている物語である。一つ確かな成果を刻み、王としての可能性を見せて。再び王とその家臣になった二人は、玉座へと辿り着くことはできるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/09/22
みやしん
2
様々な個性を持つキャラクター達がいて世界観設定も考えられていて主人公側の目的意識もはっきりしていてイキりも余計なエロハプも無い。ちゃんと小説しているのに、読めば読むほど頭に入ってこない。なんでだろう?小生が年を取ったからかな。2025/12/11
zingug
1
王位継承を巡って覇道を行く者たちが集う学園。そこに現れたバレンシアは他人を慮り、平等を謳う少女だった。 王族をメインテーマにしてるだけあり、陰謀が大きな要素となる本作。最後に、すべてはとある人物による大きな陰謀だったというどんでん返しがあるくらいだし。 やたらと登場人物が多いものの、主要人物がそれぞれ個性を際立たせているのも好印象。おもちゃにされっぱなしのユウレカとか。 この巻でまとまってはいるが、バレンシアが王位を獲得するまでと次巻の余地はあるか。2025/10/25
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