花森安治選集 第2巻 ある日本人の暮し

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花森安治選集 第2巻 ある日本人の暮し

  • 著者名:花森安治【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 暮しの手帖社(2025/09発売)
  • ポイント 36pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784766002171

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内容説明

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戦後直後の激動の昭和において、『暮しの手帖』の初代編集長・花森安治が、ペンの力で庶民の暮しをより良くしようと提言してきた散文、随筆、評論、コラムから 厳選収録した選集全3巻を刊行します。

花森安治選集 第2巻『ある日本人の暮し』

第2巻は、名もない人のありのままの日々の記録――。
花森安治が最も心血を注いだ企画である連載「ある日本人の暮し」の傑作集です。
情感にじむモノクローム写真と、書き手・花森の卓越した文章で織りなした名ルポルタージュ、全30編を収録。花森は市井の人々の懐に飛び込むと、家計の事情や本音を巧みに引き出し、日常茶飯にひそむ哀歓を見事にとらえました。
そこには、あきらめずに生きる人々の、人生の輝きを見つけることができます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ボナンザ

9
図書館本。少し前に「暮しの手帖」で平成版「ある日本人の暮し」をやっていて、これは読んでおかなければ思い借りた。とてもキッチリした装丁で、永久保存版といったかんじ。読む方も身が引き締まる。内容はなかなかにヘビーである。私の両親が子ども〜青春を過ごした時代。ここ田舎では、小学校に昼のお弁当を持って来ることもできずに、昼休みを外で過ごして空腹を紛らわしていていた同級生がいたという話を聞いたことがあったが、今から100年も経っていない戦後に、本当にこんなに貧しい暮しがあって人は一生懸命に生きていたのかと考えた。2022/06/25

hitotak

9
主に昭和30~40年にかけての、つましく暮らす庶民の日々の暮らしをレポルタージュ。ここに書かれた貧しさは現代の貧困とは全く質が違う。皆一様に貧しければ我慢も出来、隣近所で助け合う心も生まれる。食うに困る時もあり、衣服や住まいにも事欠く毎日だが、とりあえず真面目に働いていればいつかは良くなるという希望があるようにも思う。親もわからず、行き場のない孤児を引き取り、自分たちの姓を名乗らせて一緒に暮らす教師夫妻の話が紹介されている。その行為を善行と誉めそやすでもない淡々とした筆致とともに印象に残った。2021/01/25

maghrib

7
暮しの手帖に連載されていた「ある日本人の暮し」選集。戦後の混乱に翻弄される人々が描かれる。特に「特攻くずれ」と「男の仕事とは何か」がよかった。「千葉のおばさん」の27歳で行商営む主婦の生活など、今から見ると(当時から見ても)大変な毎日だが、花森は悲惨さのみを訴えることなく、登場人物のバイタリティや日々の喜びも描く。ただ最後の脳性麻痺の子供を預かる施設の記事では、抑えられずに、このような状態に目を塞いで何が経済成長だと訴えている。とはいえ経済成長がなければこの本の生活レベルのままだった訳で難しいところ。2024/09/28

mariko

3
1954~1968年の30の無名の人々の暮らしを描いている。 自分の幼少時代の日々と照らし合わせて読んだ。 戦争のせいで生活の変わってしまった人々も、それ以外の人も生きていくのが、これほど大変とは、やるせないおもいがする。  当時の写真は彼らの厳しい生活を映し出している。 ただ当時の日本人全員が同じような暮らしだったはずはないけど。 2021/03/25

たま

1
市井の人の普通の暮らしの大切さ、辛いであろうけれども生きていられる命の重み、それを願っている著者の愛情が読み手の氷を溶かします。2020/11/30

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