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内容説明
「ねえ、秒速5センチなんだって。
桜の花びらの落ちるスピード」
僕は貴樹。そう教えてくれた、仲の良いクラスメイトの明里が、
小学校卒業と同時に転校してしまった。
離ればなれになってしまったけれど、ひと月に一度ほど、
手紙のやりとりをすることに。
そんなある日、ついに僕は明里に会いに行くことに決めたんだ。
ところが、大雪で電車が止まってしまって…?
大ヒット映画『すずめの戸締まり』の新海誠監督が贈る、
劇場アニメーションがつばさ文庫に登場!
【小学上級から ★★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
16
本作とは全く関係の無い映画を観に来て、上映までの中途半端な待ち時間をどう過ごそうかと思案しながらブラついていたら、書店で平積みされているのが目についたので、せっかくだから時間潰しがてら読んでみた。うん、世間的にはこういうお話を好む人も少なくないのだろう。恋に恋する若者がキャーキャー言いながら読むのは楽しそうだが、人並みの恋愛脳を持ち合わせておらず、現在サタニックぼっち人生を驀進中のおっさんには本作から面白さを感じとることは無理だった(予想通り)2025/10/01
biba
3
子供が読むかと思って借りてきましたが、映画になった作品とのことで私も読んでみました。相手を思う気持ちが素敵でした。「手紙」というのがいいですね。「秒速5センチメートル」「秒速5メートル」がどういうことか分かったのもありがたいです。2025/11/03
つばくろーボス
1
淡くて切ない、青春ストーリー。転校を経験した自分には、ほんの少し気持ちがわかる。まぁ、もっと小さいときの話やけど。この本の子程大きくなってからなら、同じような体験あったんかな。なんとも、ロマンチックやけど、精神的に落ち着いてるというか、子供っぽいと捉えるか。いい本です。2025/12/20
なにがし
1
成長してもどこにいても貴樹の心の片隅には初恋の女の子・明里がいて日々の生活にも大きく影響を与えていた。対する明里はしっかり前を見て別の道を歩んでいて、恋愛心理学上で女性が『上書き保存』をするのに対し、男性が『名前をつけて保存』するという心理があまりにもぴったりで面白いなと思った。描写が美しいだけにあまりにも残酷で切なく、現実的すぎて夢も希望もないと思えたほど。ある意味清々しいくらい。出会いと別れを含め、たとえばもしばったり道で再会をしたとして、それに気付けるか気付けないかで大きく違って来ると思うと面白い。2025/10/30
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