内容説明
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「おいらにあしたはないかもしれない」
必要とされず、愛されなかったちいさな犬は、処分寸前で助けられ、災害救助犬となる――。
ある日、大地震が起き、ひとりの少女がガレキの下敷きに。
一度は希望を失った犬だったが、
今度は希望を与えに、
今日もどこかでだれかを助けに行く――。
「自分なんて…」と思うあなたに、
そっと寄り添い、抱きしめてくれる物語。
もし、あしたも生きられたら、何をする?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
132
はせがわゆうじ、7作目です。表紙絵に魅かれて、読みました。献身的な犬の物語、シンプルながら、心にに沁みるストーリーだWAN🐕🐕🐕 https://www.j-n.co.jp/ashitahaikitai/2025/09/23
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。表紙絵に惹かれて。捨てられ、殺処分されるはずだった子犬。「おいらにあしたはないかもしれない」しかし、処分寸前で助けられ、訓練の末に、災害救助犬となる。命の灯が消えそうになった犬が、命を助ける存在となったんだね。2025/10/24
ただぞぅ
6
明日も生きられたら何をする?多くの人が明日が来ないなんて思ってもいない。だが必ず迎えるなんて言い切れない。飼い主が見つからず明日に怯えていたこいぬが殺される寸前に助けられ、その後人間の命を救っていく。今も新しい家族が見つからず多くの犬や猫が殺されている現状に命の尊さと日常のありがたみを考えさせられる。人間を助ける立場になっても「もういらない」と突きつけられる不安は消えない。絵は『もうじきたべられるぼく』などでお馴染みのはせがわゆうじ氏。愛くるしくもどこか寂しさが感じさせるこいぬの表情が惹きつけてやまない。2025/12/27
ぐりーん
6
表紙の悲しそうな犬の目にひかれて手を取りました。 題名も深刻な感じです。 世の中には、せっかく生まれてきても、生きていられない動物たちがたくさんいるんでしょうね。 辛いです。 少しでも長く幸せに生きられますように、と願うばかりです。2025/09/25
ひなた
5
殺処分されるかもと怯えていた犬が引き取られ、訓練を積み、災害時に人を助ける犬になった。ストーリーとしては悪くないが、なんでこの犬が死を待ってるのか?そこの前置きが一切ないので、保健所など知らない低学年には理解が難しかったみたい。2025/12/27




