内容説明
忍海愛(おしみ・あい)は海上保安庁はじめての女性潜水士で”海蝶”と呼ばれる。
東日本大震災で母親を失った愛だったが、津波から愛を救った元海上保安官の佐﨑(ささき)と再会し、
心を通わせる。互いの気持ちを確かめるべく乗ったフェリー内で有毒ガスが発生、
船長が行方不明という緊急事態に。687名の乗客乗員の命は愛に託された!
10月7日スタートのフジテレビ連続ドラマ「新東京水上警察」の原作者のもうひとつの
代表作「海蝶」シリーズ。「過酷な任務の思いが蘇る」と特殊救難隊隊長推薦。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんたろー
113
シリーズ第2弾が出ているのを知らず、前作から5年ぶりに読んだが、著者のキャラクター造形が巧かったお蔭で主人公の愛を始めとして、登場人物が直ぐに蘇ってきた。今回は愛を震災時に救った純平との再会から始まりラブストーリーが核になっている分、前作程のアクションやサスペンスの強さはなかった。しかし、東北大震災を始め、被災者や関わった人々の苦悩が色濃く描かれていて、改めて考えさせられる事が多かった。終盤の畳みかけは快調だったし、ラストも綺麗に纏まっていて清々しく感じた。既に出版されている第3弾も来年早々に読みたい🎵2025/12/20
背番号10@せばてん。
36
私たちはいま◯◯ではなかった。海上保安官と要救助者だ ──。海蝶シリーズ第2弾。前作でも3.11は重要な要素のひとつでしたが、今回はさらに、震災後のありようが前面に押し出されています。かつて、重油混じりの津波に呑まれる寸前に救助をされた15歳の忍海愛。彼女を命懸けで救助をした海上保安官、佐崎純平。11年の時を挟み、再会した二人はその立場を逆にしています。共有したはずのあの日の記憶。年を経ても、時を経たからこそ、表出するズレや誤解、格差、事件。心の傷に序列はない。桟橋に延びるオレンジの線。愛の未来に幸を。2026/03/11
ユザキ部長
30
前作より倍以上面白い。恋路のジレンマがあり、震災はオワコン、震災ネタ、恵まれた被災者、等など心をえぐる言葉に読むスピードが加速した。2025/10/24
よっち
26
日本ただ1人の海上保安庁女性潜水士・海蝶こと忍海愛と、震災時に彼女を救ったのに海保を去った元隊員・佐崎。そんな2人がふとしたきっかけから再会する第2弾。かつて愛の命を救ってくれた恩人・佐崎との運命ともいえる再会。しかし2人の関係を蝕んでゆく震災の心の傷、そして直面する最悪の洋上事件の危機。精彩を欠いていた愛がフェリー船の乗客687名の命運を託される難しい局面でしたけど、できることを懸命にやりきった愛の覚悟をしっかりと見ていてくれた人がいて、困難に再び向き合うことを決めた佐崎との関係を応援したくなりました。2025/09/12
アンベラー
9
愛を助けた佐崎二人は引かれあい直ぐに意気投合するも、3.11の話になると重くなる マジメで責任感が強い分自分を責めてしまう うまくいかないのかなと淋しい思い出読んでいたが正義や仲間たちのおかげで自分が何をすべきかを見つけること出来たようでホッとした二人がこれからも上手くいきますように 災害は人の心からは消えないが希望を捨てないで欲しい2025/11/26
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