木山千景ノ怪顧録

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木山千景ノ怪顧録

  • 著者名:嗣人【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 産業編集センター(2025/08発売)
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  • ISBN:9784863114531

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内容説明

怪異をもたらす存在として、死後も恐れられた男・木山千景(きやまちかげ)。
生前の木山は魂の色が視える才能あふれる見鬼でありながら、ひどく病弱だった。少しでも生き永らえるため妖術にすがる木山は、人と怪異の仲立ちを生業とする一族の当主・帯刀燈(たてわきあかり)に弟子入りし、教えを乞う。
顔食みの面、襲いかかる生人形、晩夏の町に現れた雪女…帯刀の元には数々の悍ましい怪奇事件が舞い込んできた。後世に悪名を轟かせる男の苦悩と葛藤の日々を描いた怪異譚。

『夜行堂奇譚』が贈る、もうひとつの執念の物語(スピンオフ)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

120
心くすぐられた一冊。あの夜行堂シリーズの、正直、嫌いなグループに属する木山千景のスピンオフ。本編でのあの枯れ木のようなイラスト画だったのは超病弱だったからなのか。そんな彼が延命のために熱気ムンムンの帯刀の元へ弟子入りし、数々の怪奇事件に遭遇していく短編集はやっぱり嫌いな木山といえ、惹きこまれてしまった。生人形や雪女…怪異も若き日の帯刀との微妙な距離感も面白い。自分でも理解できない感情に支配されていく木山の姿に心くすぐられてしまった。反則的な可愛さにキュンの番外編もいい。知られざる過去を知ると笑みが溢れる。2025/10/26

☆よいこ

99
『夜光堂奇譚』シリーズ(未読)の前日譚らしい。木山千景(きやまちかげ)は怪異を司る一族の末裔だが、病弱で命が危うい。延命の方法を探るため、同業の帯刀燈(たてわきあかり)に弟子入りする。木山は魂の色を視ることができるため、帯刀は木山を気に入り連れまわす▽[七織]魂の閉じこめられた匣[雨塚]薪能[屍愛]生き人形[解夏]雪女[不坑]殺して埋める大学教授▽帯刀のキャラは爽快だけど、主人公の木山が暗くて陰鬱。独特な雰囲気のオカルトバディもの。設定そのままでBL可wいやイラストにひっぱられすぎかな私。2025.8刊2025/10/20

眠る山猫屋

62
木山千景。本編(現代パート)では、傍迷惑な怪異を大量に遺したままこの世を去っている魔人の若かりし頃を描く本作、後悔と慚愧と逍遥にまみれた青年の日々。父のように兄のように導いてくれる帯刀との、素直になれない日常は、後世の木山の在り様とは遠く隔たりがあるのだが、歪み堕ちてゆく為の片鱗は其処彼処に散見できてしまう。自分を変えられなかった木山が、それでもダークサイドに抗う儚い努力。踏まえて読めば、死ぬ間際の木山老の行動は、後悔に満ちた投げ遣りだったのかも知れないとも思えた。こちらも次作を楽しみに待っている。2025/09/02

aki☆

59
『夜行堂シリーズ』スピンオフ、木山&帯刀編。若かりし頃の二人の仕事ぶりが新鮮だった。なんだかんだ可愛がっている風の帯刀と不本意ながら従い振り回される木山。意外に良いコンビでは⁈w 能楽師の顔を喰う面、人そっくりの生人形、山の神の話や大学での木山など、ゾワゾワドキドキの短編集で本編に負けない面白さだった。さすがの貫禄と安心感、千早君にはない帯刀の魅力にやられた笑。木山はやはり好きになれないけど、この師弟コンビもまた読みたいな。2025/11/12

がらくたどん

54
鬱陶しいくらい自信満々な自己中霊術師とその押しかけ弟子のこれまた鬱陶しさでは負けない根暗見鬼見習いという全然爽快感がないけど何だか目が離せないバディによる、血みどろ怪異始末記。本編で語られる怪異の一端がしっかりカバー画に反映されているので読者が血みどろ耐性に合わせて覚悟を決められる親切設計。読みます?・・『夜行堂奇譚』読者は帯刀燈の最盛期のオラオラ度と時々覗く育ちの良さを愛でつつ、諸悪の根源となる前の木山千景の闇落ち寸前崖っぷち青春記を慈しむ外伝としてももちろん読める。あの顔でりんご飴を出されても(笑)2025/10/02

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