ダークアベンジャーズ：シージ

著者名：ブライアン・マイケル・ベンディス【作】/クリス・バチャロ【画】/御代しおり【訳】

小学館集英社プロダクション（2025/08発売）

• ISBN：9784864911979

内容説明

ダークアベンジャーズ崩壊!
最後の戦いの中、ついに明かされるセントリーの真実とは?

アスガルドを舞台に激突する正義と悪の軍勢。
最終決戦の裏でついに明かされるセントリーの真実とは何か？
ノーマン・オズボーン以下、
ダークアベンジャーズに関わった全ての人間の命運が決するシリーズ完結編、ここに登場！

【収録】
Dark Avengers #13-16, Annual #1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[神太郎]

ダークアベンジャーズの最終回にして、シージの裏話。セントリーの虚飾された過去、ホークアイ（ブルズアイ）の鬼畜さ等等最後まで悪人は悪人だった。ノーマンがミュータントやアスガルドに、強硬姿勢だった理由が最後に判明するがやはり方法論が間違っていたということか。シージ本編だけだと綺麗に終わるけど、別側面から見れば色々と伏線やら綺麗事だけで終わらせないという脚本の作り。正義の側だけでは描けない味わいがあった。一貫してベンティスが書き上げてるからこその構成の妙が光った！

2023/02/14

[kasukade]

バチャロ絵があったとは。こりゃめっけもんだ★セントリーの奥さんは気の毒やけど一番気の毒なのはセントリー本人。魔王が住み着く宿になってしまったのは運がなかったというしかないのか？オズボーンは以外とまともだからみんなワンワン言いすぎな気もするが聞く耳持たず投獄するところがアメリカらしい

2015/05/06

[F4ふぁんとむ]

ダークアベンジャーズも終わってしまった････寂しいよう。 それにしてもブルズアイの鬼畜っぷりがすごかった。

2016/02/11

[IMY]

大勝利の裏の大敗北側。その辺りが同時に描かれることがアメコミの醍醐味だと私は思ってます。学級崩壊っぷりが微笑ましかったダークアベンジャーズですが、やはりタガが外れると外道集団だということがよくわかります。セントリー絡みはいろいろ悲しい。

2015/03/05

[ISBN vs ASIN vs OPAC]

ほんっっっっとーーーに、不思議な魅力があるシリーズだった、ダークアベンジャーズ。なんだったんだろう、この面白さ？やっぱりなんかこう、こいつらはヴィランだからスパイディみたいに好きにならなくていいし、後ろ暗いところなくせせら笑っていいけど、でも、なあ、あいつら、僕たちに似てるだろ、そう語りかけられているような、摩訶不思議な魅力があるシリーズだった。

2016/04/08