内容説明
「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。社会や人生の「ネタバレ」が詰まったエンタメは、多くの人の興味も引く。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践する「『鑑賞』の技術」を徹底解説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kanonlicht
138
タイトルに対する答えは、ざっくりいうと「作品を鑑賞することで話のネタを仕込む」。その実践として著者が文芸誌やnoteで公開している書評を転載している。というよりむしろこれは書評集といったほうが正しい。本にするにあたり一つにくくる目的で第一章を取ってつけた感がある。タイトル詐欺に近いものがあるけれど、ただ、純粋に書評として読めば、誰もが聞いたことがある話題作を題材に、難しすぎない言葉で時代や流行を分析していて、なるほどこれが人に興味を持ってもらえる話題の提供の仕方かと納得した。2025/10/08
KAZOO
136
この方の本は1冊読んでいますが、最近読書関連の本を続けて出されているようです。この本もその系列で読書によって話し上手なノウハウを手に入れるための工夫といったものが語られています。第一部が「技術解説編」ということで5つのポイントを示されています。第2部は「応用実践編」ということで最近の様々な本を紹介されています。ただ私にはあまりなじみのない本ばかりで若い人向きのものが多いようでした。ただSFの紹介のところでは「三体」と「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が紹介されていて楽しめました。2025/12/11
まちゃ
110
「話のネタ帳だと思って、本を読む」、あまり意識していませんでした。話を膨らませることや落ちが弱いので、こんな読書も良いかもしれません。/【読んだ作品をネタにする技術】①〈比較〉ほかの作品と比べる、②〈抽象〉テーマを言葉にする、③〈発見〉書かれていないものを見つける、④〈流行〉時代の共通点として語る、⑤〈不易〉普遍的なテーマとして語る2026/01/07
imakiraku
87
話のネタにするための5つの仕込みがあり、それらをアウトプットすることによって会話は広がっていく(話が面白い人)という本だと思うのですが、「他の作品との比較」に新しい発見(学び)がありました。とは言っても読書歴も長くなく、何千冊も読んでいないので比較する作品が浮かばなかったり(笑) 作品の紹介本としても楽しく読ませて頂きました。2025/09/28
esop
75
好きを言語化で知られる著者。YouTuberとしても活躍されている。 面白い人は「エピソード(芸人みたいな)」「解釈」だという。後者は鍛えられると著者は言う。 ①比較②抽象③発見④流行⑤不易(不変の事柄) を網羅すれば、話は広がるらしい。 なるほどと納得。 特に③の発見はすごい。 本を読んでいる時に例えば、その中で出てこない事柄を見つける。それは著者があえて避けている、その理由は?と考えることが大事だし、それを仲間に伝えることができれば、お?こいつできるな?と思われる!かも?2025/12/27
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