集英社新書<br> 写真で愉しむ 東京「水流」地形散歩

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集英社新書
写真で愉しむ 東京「水流」地形散歩

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210569
  • NDC分類 454.913
  • Cコード C0225

出版社内容情報

凹凸、暗渠、古地図、スリバチ……。地形マニアの聖地・東京の水流を、旅する写真家と人気・知名度No.1の地図研究家が徹底探訪。大判カメラで撮影したモノクロの「古地形」が哀愁を誘う写真も必見。

小林 紀晴[コバヤシ キセイ]
著・文・その他

今尾 恵介[イマオ ケイスケ]
著・文・その他

内容説明

凹凸、暗渠、古地図、スリバチ…。地形を愉しむのは今や、NHKの人気番組『ブラタモリ』ばかりではない。とりわけ谷が多く風景の変化も著しい東京は、土地のなりたちに親しみ、移ろいを愛する者にとっての聖地とも言える。本書では、旅する写真家と鉄道・地形ファンが信頼する地図研究家が、異色のコラボで東京の「水流」に挑戦!あらゆる地形の原点とも言える、最大の「謎」に迫る。大判カメラで撮影したモノクロの「古地形」が哀愁を誘う一冊。

目次

水の力、太古からの流れ―中野区弥生町
地下に現れた「神殿」と「測量の人」―善福寺川
幻の土手とのどかな風景―神田川を東中野付近から下流へ
暗渠の魅力と洪水対策のグラウンド―妙正寺川1
文豪の暮らしと「気の毒」が募る寺―妙正寺川2
土地はどのようにして人を受け容れるのか―日暮里崖線
発展する都市が目を背けた川―渋谷川
崖から一路、コンクリへ―国分寺崖線
人工河川の魅力―小名木川
映画の聖地と縄文海進―四谷・鮫河橋谷
湿った土地に集う人々―四谷・荒木町
意識にのぼらない、しかし長い―石神井川

著者等紹介

小林紀晴[コバヤシキセイ]
1968年、長野県生まれ。写真家。東京工芸大学写真学科教授。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年、第二十二回林忠彦賞を受賞

今尾恵介[イマオケイスケ]
1959年、神奈川県生まれ。地図研究家。一般財団法人日本地図センター客員研究員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすらぎ🍀

144
人工的に通された河川が流れる東京。久しぶりに降り立ったその駅で感じた凪。遥か昔から川はここを流れ、岬の先は海だったのだろう。水流に思い巡らす地形散歩。今歩いてきた緩やかに曲がる道なりは、小川だったのだろうか。武蔵野台地を削り扇状地に現れる急坂や溝。流れゆく水は何処へ。大地の果て、海が削った絶壁の海岸線を歩いてみよう。自然の偉大さを感じられるかもしれない。人は湧き出る流れを止めることはできない。変えることはできるけれど。すべては移りゆくものだから、今見えないものを見ようとするその感性が大切なのかもしれない。2022/05/13

雲をみるひと

30
東京の中小河川流域の写真を交えた散策記。着眼点がよく現況の描写関連と河川の来歴関連の記載のバランスもよいので、読みやすいエッセイに仕上がっていると思う。章末のコラムも少しマニアックな記載もあるがアクセントが効いていてよい。2021/08/26

Tadashi_N

19
東京は青梅から続く大扇状地を湧水が削ってできている。日暮里崖線。石神井川など。2022/04/27

niisun

13
やはり小林紀晴さんは自然史よりも人文史の人かもしれません。この本でも、縄文人の視点で捉えたりしてますが、地形の読み解き方としてはあまり捻りがないような。得意の写真もポートレートの時のような、熱や匂いが伝わって来ないような気がします。ただ、個人的には、本で紹介されている河川や崖線は一通り端から端まで歩いたことがあるので、懐かしく読むことが出来ました。私も30代前半に23区内の主な河川や道路は、写真を撮りながら踏破しているので、定年後に同じ場所を歩いて、東京の今昔を写真とともにまとめたいと密かに考えてます。2019/03/24

多喜夢

7
都内の河川をめぐるエッセイ集。よくある町中の坂道もコンクリートに覆われた河川もシノゴの大型フィルムカメラで写すと不思議と心に刺さってきます。善福寺川の地下の露光時間8分間の神殿写真は圧巻。展覧会で眺めたいものです。2020/11/04

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