内容説明
サイパン陥落・インパール作戦・特攻・沖縄戦と本土決戦・原爆投下・敗戦……。大日本帝国の誤謬の責任は誰がとったのか。また戦後日本にどのような影を落としたのか。無責任で非人間的な軍隊組織の官僚体質を徹底検証した、著者の代表作がここに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
CTC
6
上下巻の下、ニューギニアから戦後まで。尤も本書は時系列で流れを追いつつも重要イシューにフォーカスしている。著者は本書を93年に病気で亡くなったご子息に捧げている。前世代の問題を次代に先送りしたくないと云う想いが本書に取り組ませた。構想したのが85年、基となるテキストは80年代後半から。単行本化する作業中に子息の死があり、5年間作業はストップ。その間には慰安婦問題がヒートアップ。5百余人への取材成果だが著者は作家であり、当然主観で事実の選取を行なう。著者のものの見かたが判る保阪史観基本書とでもいうべき書。2026/06/06
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