内容説明
昭和陸軍はなぜ多くの錯誤を犯したのか。国家を滅亡の危機に陥れ、自らを解体に追い込み、国民に過酷な運命を強いた昭和陸軍とはどのような組織だったのか。500人余りの関係者の証言からその解明を試みた著者畢生の大作を復刊。著者の昭和史研究の原点にして頂点!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
CTC
7
上下巻の上、張作霖爆殺からガ島迄。18年に朝日選書となり、25年に同社再文庫化。20年ぶりくらいの再読。過日に読んだ故 鈴木邦夫との対談での著者の切れ味の鋭さに、往年の著作は近著とはレベルが違ったよなぁと代表作たる本書の旧版を書架から引き出したしだい。20年で研究も進めば、こちらも知識をつけた今、良くも悪くもノンフィクション作家の本だという感想。エピソード重視でインタビューが深く、唸るような話もあるのだが、語り手がお話しするディテールに入り、ファクトチェックもしようがないし、森が見えない感も強い。2026/06/06
ラロッカ
2
多くの著者独自の取材によって昭和陸軍に対して批判的に書かれている。政治の統制に従わず、大戦略も持たずに戦争に突き進んでしまう陸軍という組織が詳細なディテールで書かれている。2025/09/23




