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内容説明
頭脳明晰、スポーツ万能、さらに容姿も美しい女子高生・三島凛。ただひとつやっかいなのは、わがまま・強引・自分勝手なその性格。そんな彼女のゆずれぬ信念、それは、“不思議なコト”が大キライ! 世の不思議を否定するために彼女が作ったクラブ「オカルト撲滅研究会」に、助手として入部させられた不幸な少年・芥川周太郎。 不思議に挑む彼女たちが、突如遭遇したこれまでにない大異変。異変解明を進める中で、彼女たちは世界にあふれる“不思議なコト”の正体、そして世界の真実を知ることになる……! “不思議”が“不思議”を呼ぶ学園青春コメディついに完結☆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッコー
4
最終巻。急展開に驚きを隠せないが、この世界がもし作られたものだったら?という誰もが一度は妄想することに対して、三島凛らしい答えが出ていた。2013/06/01
東西
3
いろいろな設定は既存のものだけど、話の組み方がよくて、これまでのオカルトの否定とその裏で起こるオカルトという流れから、スッと腑に落ちる内容になっていた ありきたりなエンドだけど、それに行き着くストーリーが納得の行くものでとてもよかった2014/02/19
清村葉月
2
オカルトに理由・原因を持たせて、内容を未来というか世界の黒幕というか実験と仮想体験に絞った上で纏めてきた完結の3巻。読み終わった読後感としては凜と母親の話ばかりが人情話的に心に残ってしまった感じがする。読み始めの期待とは違うところなので少し物足りなさは感じたが、これはこれということで。2013/06/03
何事にも全力で
2
この世界は実は誰かが作った世界で、自分たちはそこで監視されながら生活しているんじゃないか?まぁ、一度は考えますよね。2013/05/29
ましたひ
1
最終巻である3巻までを比較的近い時期にまとめて読んだのが良かったのか、自分的にはコンパクトながら、なかなかの大ネタを仕込んである佳作という評価。もう少し読みたかったが、補助線一本でさくっと世界を反転させてしまう、このオチが当初から決めてあったものなのであれば、分量もこれくらいが適度だったように思う。キャラクタや、彼らの活動や、その大オチやらの一つ一つは、目新しくないネタではあるけれど、それを上手く組み合わせれば、まだまだ面白い作品は作れるという好例。2013/09/26