光文社文庫<br> 探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

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光文社文庫
探偵は田園をゆく~シングルマザー探偵の事件日誌~

  • 著者名:深町秋生【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 光文社(2025/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334107246

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内容説明

元刑事の私立探偵、椎名留美。山形で娘と二人暮らし、どんな依頼も断らない。ある日、知り合ったホテル従業員に、行方不明の息子の捜索を依頼される。住まいに残された物を調べた留美は、ある女性に辿り着く。地域に密着した活動で知名度を上げた彼女は、市議会選への出馬が噂されていた。誰が失踪人の手がかりを握っているのか。タフなシングルマザー探偵が、再び立ち上がる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

14
山形を舞台にした私立探偵の活躍。引きこもりで女性に異常な興味を示す息子が失踪。そんな息子でも母親はなんとか探し出したいと探偵に依頼。話はあっという間に地域の政治を巻き込んでとんでもない事態に。話自体は大した子音無いけれど細部の描写が面白い。マヨネーズを後続車(あおり運転)に投げつけるというのは一度やってみたい。2025/09/18

門哉 彗遙

5
東北弁の探偵ものって初めて読んだ。やっぱり方言っていいなぁ。東北弁のおかげで、暴力的な場面も多々あるが、どことなくマイルドになって且つリアリティを感じるのだ。主人公が地に根を張って生きようとしている姿も見えてくる。人物造形もしっかりできていて、愛すべきキャラクターになっている。そして最後の大どんでん返し。これぞダガー賞に相応しいと思うけど、翻訳したら東北弁の良さが伝わらんしなぁ。2025/08/13

J.T.

2
山形在住のシングルマザーの女探偵。山形弁の素朴な印象に惑わされそうだが、主人公はかなりのやり手。中年女性ということで舐めてかかる野蛮な男どもを散々な目にあわせてくれて、大変気分が良くなりました。シリーズ化を希望します。2025/09/23

minu tanu

1
1作目とは打って変わって長編。家族とはを問いかける重い作品になりそうなところを山形弁が救ってくれる。2025/08/30

こいきんぐ

1
シリーズ二作目、行方不明者の捜索から始まり背景に迫って行くけど終わってみたらわかったけど綺麗に内容がまとまってたしわからなかった。とりあえず麗最高2025/08/24

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