光文社文庫<br> 探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

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光文社文庫
探偵は女手ひとつ~シングルマザー探偵の事件日誌~

  • 著者名:深町秋生
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2019/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334777838

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内容説明

山形市で探偵業を営む椎名留美は、元刑事にして小学生の娘を持つシングルマザー。パチンコ店の並び代行や繁忙期の農家の手伝いなど、仕事の多くは便利屋としてのものだ。そんなある日、元上司の警察署長から、さくらんぼ窃盗犯を突き止めてほしいと頼まれるのだが……。(「紅い宝石」) まったく新しいタイプのヒロインが胸のすく活躍を見せる連作ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

188
深町さんは『地獄の犬たち』や『八神瑛子シリーズ』のようなハード路線が代表的だが、良い意味で期待を裏切る…留美はアラフォーのシングルマザーで探偵業を営んでるが、仕事の殆どは雪かきや農家の手伝い…と言う設定からして深町さんらしくない。そこに興味を惹かれ読んでみると、ハードボイルド風だが根底に留美の人情に篤い人柄があり、共感して一緒に事件を追ってしまう。ミステリとしては軽いが、今日的な社会問題を巧く取り入れ、登場人物たちが魅力的で(特に逸平がgood!)山形弁に人の温もりを感じた。是非、シリーズ化して欲しい🎶2019/03/28

100
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-27756e.html かなりこわーい話も、山形弁が救ってくれます。2021/09/20

のり

97
山形で探偵業を営む「椎名留美」。その実、なんでも屋である。元刑事で旦那とは死別、そして一人娘をもつ頑張り屋の留美は、全てにおいて全力投球。あまりの睡眠不足に心配になる。7話からなる連続短編集だが、謎解きも楽しめる。山形ならではの事件や自然との戦いもある。生きる術とはいえ、娘との時間をもう少しとれればと願う。2021/05/17

ねりわさび

93
女探偵の捜査と子育てを巡る、山形県の四季を交えたアットホームなハードボイルド連作短編。人情話がメインですが推理モノとして良作であり人物構成もわかりやすく読みやすい。雑誌連載時の某描写を変更した改訂版。面白かったですね。2024/11/18

キムチ猫屋

90
山形弁、かっこいい〜(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧深町作品だから緊張して読み始めたけど、ステキな探偵さんだった!人情もあって、裏世界とも上手くやり合って、だけど、すぐ隣にいそうな働くママさん。相棒?逸平のキャラも良いよね!面白かった、また会いたいなぁ~2024/04/28

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