内容説明
「一世紀近くを実際に生きてしまった以上、
その一生をいまさら書き直すわけにはいかない。
自伝には校正刷りは利かない」。
「西洋」と「東洋」、「教える」と「学ぶ」、様々な旧来の枠を超えながら、
日本のために、次の世代のために、何を論じてきたか――。
<下巻目次>
第四節 外国でも教えた時代
第五節 夕陽を浴びて先へ進む
第六節 比較文化史家として
あとがき
索引
※著者名の『祐』は旧字体
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みんな本や雑誌が大好き!?
1
上巻に引続き、ご自身の学者人生の歩みを、留学先やら交友関係を通じて回顧しています。ところどころ、時事放談的な部分もあり、そこで展開される家永三郎批判、若桑みどり批判、半藤一利批判、保阪正康批判、朝日新聞批判、進歩的文化人(『昭和史』岩波新書など)批判など、鮮やかな切り口で「寸鉄人を刺す」とは、このことかと思ったりもしました。批判の内容に関しても同感です。 岩波新書の『昭和史』と、竹山道雄の『昭和の精神史』(新潮社ほか)との知的格差など、天と地ほどの差があるというしかありません。2025/09/04
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