内容説明
記憶喪失の猫、ヨゴロウザがいきついたのは猫たちが住むナナツカマツカの丘。あまたの敵から身を守るべく、群れない猫をまとめる理想に向かう片目に出会う。そこから猫たちの骨太な叙事詩が始まった。名作長編・三分冊の上巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽのぽの
45
児童文学の名作、と『本なら売るほど3』で紹介されていた。誌面では旧版(絵:福田庄助)が描かれていたが、引用は新装版からだった。絵が町田尚子さん!大好きな画家さん。さっそく図書館で借りて来た。表紙絵が良い!ネコが主人公のネコ社会物語。見知らぬ丘で行き倒れていた若いネコ。名がヨゴロウザ。渋すぎ。自分の名前以外なにも思い出せない。彼を救ったのが隻眼のネコ。名は片目。このオッサンのキャラが濃い。すっごい策士。ヨゴロウザを猫仲間のリーダーに祭り上げようと画策する。彼の真意が謎。もしかして腹黒?奥が深い。次巻に進む。2026/04/27
アマニョッキ
32
舞台の前におさらいとして。子供の頃も面白かった記憶だけはあるが、本当に面白くてあっという間に読み終わってしまった。めちゃくちゃいい所で終わったのに中巻がまだ手元に届いてないぐすん。児童文学だけどどうして深い。ヨゴロウザの名前だけ二本足がつけた感あるし、記憶喪失の謎も気になるところ。わたしのまわりはみんな苦戦してるの何でだろ?って思ってたけどちょっと翻訳ものぽいからか?2023/09/01
KEI
30
猫のヨゴロウザはガタヤドリの池のそばで気がついた時は記憶を無くしていた。ナナツカマツカの丘に住む個性的な猫たちとの出会い、片目の相棒となりアカゲラフセゴにいる野良犬の対策、食料対策としての野ネズミを獲る事の為に、ナナツカマツカの猫達と団結する様に働きかける。最初はカタカナ語が厄介だったが後半で面白くなってきた所で中巻へ。2026/05/22
ちょん
27
(2冊目)野良で暮らす猫たちが繰り広げる物語、叙事詩。色んな猫たちがハードボイルドな感じでやり取りをしてるのですが……脳内で再生してると猫たちが集まってニャンニャンしゃべってて可愛い(ฅ•ω•ฅ)(笑)長いので続きも楽しみ。2026/04/05
あじ
27
「ネコヅメのよる」「なまえのないねこ」の町田尚子さんのイラストで甦った、80年代児童書の名作。一時記憶を失った猫のヨゴロウザを主役に、ネコ、イヌ、ネズミの縄張り争いを個々の主張と心理戦で描く。上巻の後、中巻、下巻とたっぷりとした容量で物語は続く。ヨゴロウザはどこから流れてきたのか、度量はあるのか、ユニークなネーミングの仲間たちと追っかけていきたい。2023/05/03
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