内容説明
「新しい時代の桜並木さんが現れた、って言えば伝わるかな」
『主役』への拘りが強くなったものの、もらえるのは悪役のオファーばかり。悩む由美子が次に共演するのは、千佳すらも唸るほど顔が可愛い、後輩アイドル声優の綿菓子モコで――。
「わたし、キャストは純粋な実力で決まるとは思ってないですよ」
新人なのに主役の経験を持つ彼女。ただ、売れているのは演技がすごいからじゃなくて、事務所のプッシュのおかげらしくて?
そんな時に声をかけてきたのは、モコのマネージャーの南雲だった。
「歌種やすみさん。カラメル・プロモーションに移籍しませんか?」
夢を追うからこそ悩み迷う、青春声優ストーリー・第13弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
51
悪くはないんですけどね。 数々の困難を乗り越えて成長していく少女たちの姿には胸を打たれますが、毎回似た展開の繰り返しで、この作品の一番の楽しみがめくるちゃんになってきているんですよね。そして、今までいないタイプの新キャラの綿菓子モコは一波乱起こしてくれそうな予感はあるものの、続きを読むかは迷いどころ。2025/07/18
こも 旧柏バカ一代
37
後輩が背後から追い抜いて行った。その後輩は事務所の力だと言う、その事務所からオファーが来て、最近悪役が板について来た彼女に主役の仕事も回すことが出来ると言うが、、この事務所、危ないな。HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-sayyouradio-13-review/2025/07/11
和尚
34
面白かったです。 綿菓子モコという新キャラも現れ。南雲さんも関わってきて。それぞれ良い毒を持ってる。好き。 後、とりあえずめくるさんが可愛い。めくるさんが、可愛い。サイン、公私混同だからとキャンペーン応募、ほんと好き。 悩みの部分も、盛り上がりの部分も楽しく読めましたし、各ラジオの場面もほんわか良かったですし、今後カラメルとの関係がどうなっていくかも楽しみになる13巻でした。 2025/07/12
わたー
26
★★★★★面白かった。次代を担う声優、綿菓子モコ。声優歴はまだ浅いながら、その誰もが虜になるであろう突出した容姿と人の懐にするりと入り込むコミュ力、そして事務所の猛プッシュによって次々に主役の座を射止めていく。その姿は演技を評価されて指名の仕事が入るようになった由美子にとって、未だ主役を演じたことがないコンプレックスを刺激されて…そんななか、彼女に事務所移籍の話がもちかけられて…という話。売れないときは売れないときの、売れだしたときは売れだしたときの悩みがあって、その悩み自体には共感できるのだが、2025/07/10
よっち
24
『主役』への拘りが強くなったのに悪役のオファーばかりという状況に悩む由美子の前に、強烈な存在感を放つ後輩アイドル声優の綿菓子モコが現れる第13弾。新人なのに主役の経験を持ち、圧倒的な存在感を放ちながら、売れているのは演技ではなく事務所のプッシュのおかげと自嘲するモコ。さらに彼女のマネージャー南雲が移籍オファーする展開で、今回もまた強烈な新人が現れて、主役に憧れがあるからこそ悩むのもまた必然で、でも千佳も認める由美子らしさを垣間見せたうえでの結末も良かったですし、2人に翻弄されまくるみくるも効いていました。2025/08/14
-
- 電子書籍
- リッチな恋に囚われて【タテヨミ】第12…
-
- 電子書籍
- 【フルカラー】柳原くんはセックス依存症…
-
- 電子書籍
- 有吉弘行くらやみ格言集 Vol.01-…
-
- 電子書籍
- わがまま姫とぼくの恋 プチデザ(3)
-
- 電子書籍
- 儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさ…