光文社新書<br> 戦中写真が伝える 動物たちがみた戦争

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光文社新書
戦中写真が伝える 動物たちがみた戦争

  • 著者名:渡邉英徳【著】/貴志俊彦【著】/中島みゆき【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 光文社(2025/07発売)
  • スポーツの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/12)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334106942

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内容説明

毎日新聞の特派員が戦時期に撮った写真6万点をデジタルアーカイブ化するプロジェクト「毎日戦中写真アーカイブ」。その中から、軍馬や軍用犬、伝書鳩や南国の珍しい動物など、人を助け、癒やし、ときに人の犠牲となった動物の写真をピックアップ。『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』の渡邉英徳がカラー化を行い、歴史学者の貴志俊彦が背景を解説する。幅広い世代と戦争について考えるための、新しい写真集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルちゃん

47
動物と関わる、優しい目や、緩んだ表情に、こちらがこの方々の本当の姿なんだ。今と同じ。“人間“なんだ。そう思うと、胸が締め付けられます。動物もたくさん関わっていたこと、犠牲になったこと、人を殺す、人に殺される、という中で、動物を可愛がる心がある事、苦しい読書だったが、もっと知るべきだと思った。ただ、作中にあったように、「虚構性が含まれていた可能性」も頭におくべきだと思いました。2025/10/15

東谷くまみ

43
動物と人間が結ぶ深い絆や、その尊さ。それを戦意を高揚させるために利用する人間の醜さ(それを利用することは、辛い環境の中そこで本当にあった彼らの絆を侮辱することにもなると思う)、人間が始めた戦争のせいで失われたたくさんの動物たちの命…それを思うと気持ちがグチャグチャになって悲しくて悲しくて辛すぎて。途中で読めなくなった。言葉を持たず、人間にいいように利用され、非常時には見放される動物たち。賢くて純粋で、愛に溢れた動物たち。人間の都合で、身勝手な理由でこんなに酷い事に巻き込んで。ごめんねごめんね本当にごめんね2025/11/09

ちさと

33
終戦直後、焼却命令を拒んで守り抜かれた「毎日戦中写真」の戦争記録の中から、声なき動物たちに注目し、一部掲載し紹介したもの。国家総動員法により動物愛護団体や畜産業も、新統制団体が組織された。明らかに内地向けに撮られたヤラセっぽい写真から、厳しい緊張下で確かに動物に癒やされた勇姿の瞬間が映されたものも見うけられる。日中戦争から太平洋戦争までの8年間で、6万羽の軍鳩が使用されたというのに驚き。アメリカは無線通信が主力だったはず、、そら負けるわ。平和の象徴である鳩を、、ね。2025/10/12

kawa

30
主要な軍用動物は、馬、鳩、犬。その他に建設用、運搬用に象、水牛、ラクダなどが写真で紹介。さらに鳥、猫、猿、亀、うさぎ、豹、子ワニ、ヘビ、とかげ等が愛玩用として飼われ、戦場の癒しになっていたと言う。しかし、それらも食料が尽きると食べられてしまったという残酷な一面も。国内でも犬、猫、鹿等が毛皮用に組織的に殺処分された。陸軍の序列は「軍人、軍馬、軍犬、軍鳩、軍属(民間人の徴用者)」の俗謡があり、一般人より軍用動物が大事にされた由。戦争の不条理な一面が垣間見える。(図書館新刊書コーナーから)2025/09/28

秋 眉雄

15
『フェイク的な映像をしっかり見ないと、何がフェイクかという感性が磨かれない。特に年寄りなんかはいっぱい見てほしい。ちゃんと訓練しないと、来たるべき時代にはえらいことになるんじゃないか。』白黒写真に色をつけるということのその先にある危うさ。動物たちが見た戦争は、こんな色だったのか。もっと薄汚れて血まみれだったんじゃないのか。2026/08/11

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