ブルーバックス<br> 免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ブルーバックス
免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか

  • ウェブストア専用在庫が23冊ございます。(2025年11月09日 14時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065172841
  • NDC分類 491.8
  • Cコード C0247

出版社内容情報



坂口 志文[サカグチ シモン]
著・文・その他

塚? 朝子[ツカサキ アサコ]
著・文・その他

内容説明

私たちの免疫系は、なぜ自己の細胞や抗原に対して反応しないのか?免疫学の最大の謎ともいえる「免疫自己寛容」の解明に長年取り組んできた著者が世界で初めて発見した「制御性T細胞」。免疫学にパラダイム・シフトをもたらし「がん」や「自己免疫疾患」の治療や「臓器移植」に革命をもたらすとされる研究の最前線に迫る。

目次

第1章 ヒトはなぜ病気になるのか
第2章 「胸腺」に潜む未知なるT細胞
第3章 制御性T細胞の目印を追い求めて
第4章 サプレッサーT細胞の呪縛
第5章 Foxp3遺伝子の発見
第6章 制御性T細胞でがんに挑む
第7章 制御性T細胞が拓く新たな免疫医療
第8章 制御性T細胞とは何者か

著者等紹介

坂口志文[サカグチシモン]
大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授。1951年滋賀県生まれ。1976年京都大学医学部卒業。医学博士。1999年京都大学再生医科学研究所教授、同研究所長を経て、2011年大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授。2016年から現職。過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見。2015年ガードナー国際賞、2019年文化勲章、2020年ロベルト・コッホ賞など、国内外の受賞・受章多数

塚崎朝子[ツカサキアサコ]
ジャーナリスト。読売新聞記者を経て、医学・医療、科学・技術分野を中心に執筆多数。国際基督教大学卒業、筑波大学大学院および東京医科歯科大学大学院修士課程修了。慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価
 

COSMOS本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

51
一見免疫学解説書を想起しますが、実体は坂口志文氏の研究人生を軸に、制御性T細胞(Treg)の発見とそのメカニズム解明をめぐる“科学探究物語”自己免疫疾患の鍵を握る未知の細胞を追い求める過程は、まるで謎解きミステリーを読むよう。データの裏に隠れた真実を少しずつ掘り起こしていく展開は、研究の現場が持つ知的興奮と緊張感を見事に描き出す。解説書ではなく、未知を切り拓く科学者の思考の軌跡を辿る“科学ドキュメント”としても秀逸。免疫という見えない守護機構と、それを解明しようとする人間の情熱の両方に深く敬意を覚えた。2025/10/09

うえぽん

40
2025年ノーベル生理学・医学賞受賞者が、2020年に制御性T細胞(Tレグ)について解説した本。前半は、自己免疫疾患の増加等の基礎知識に加え、胸腺で産出され免疫抑制能を持つTレグの存在という当初異端扱いされた説が最先端となるまでの険しい道のりを概説。後半は、Tレグと他の手法との組み合わせにより、がん、感染症、アレルギー疾患、自己免疫疾患の治療に活かす最前線の取組も紹介。自己と非自己は固定されたものではなくTレグの量や活性によって動かせるという観念は面白く、更にアレルギー対策や臓器移植に活かされるのだろう。2025/11/08

24
制御性T細胞を発見した坂口志文先生によるこのノーベル賞級の発見の経緯とその役割の解説、がん免疫や自己免疫疾患の治療への応用について書かれている。少し難しいところもあったが、同じブルーバックスの「新しい免疫入門」を読んでいたので、理解しやすかった。とくに後半のがん免疫への応用が興味深くおもしろく読めた。免疫学おもしろい!2022/04/26

haruka

23
祝ノーベル賞。 免疫の暴走を制御するTレグは、少なければ自己免疫疾患になりやすく、多すぎればがん細胞や感染がのびのびと増えてしまう。 どちらかを取ればどちらかが犠牲になる… こんなにも繊細な仕組みを扱うって、医療の現場でも本当にむずかしいんだろうな。 「自己」と「非自己」のあいまいな境界のメカニズムに魅せられ、探り続けた坂口志文さん。 母が免疫疾患で痛みに苦しむ姿を幼いころから見てきたから、ずっとこの病気が怖かった。でも、こうして日夜あきらめず研究を続けてきた人がいたんだと思うと感謝してもしきれない。2025/11/06

fseigojp

14
ノーベル賞級の発見だという サプレッサーT細胞という幻の概念に邪魔され、最初はアクセプトされなかったとか2021/04/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16680424
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品