内容説明
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博物館も、ちょっと変わっているのがおもしろい。
たとえば、「霊柩馬車博物館」(スペイン)や世界唯一の「犬の首輪博物館」(英国)のように、思いもよらないコレクションを収めたニッチな博物館。「ビクター・ウィンド珍品博物館」(英国)や、「イニテイゥム・エト・フィニス」(ドイツ)のように、熱心な個人コレクターが収集した逸品・珍品を展示した「驚異の部屋(Cabinet de curiosites)」の現代版。さらに、恋愛の終末にまつわるものが世界中から集められた「失恋博物館」(クロアチア)や、視覚障害者が展示作品に触れて鑑賞する「触れる博物館」(ギリシャ)など、意外なコンセプトの博物館や美術館。
本書は、そんな博物館100カ所を紹介する。どれも、人間の好奇心、こだわり、収集癖を凝縮したような、独特な美しさを持つ博物館ばかりだ。巻末には、各博物館の所在地を掲載した。ぜひ、訪れてみてほしい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
142
世界の個性的で、魅力的な博物館のオンパレード、行ってみたい博物館はたくさんありますが、実際に行ったことがあるのは、残念0館でした。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/25/052600025/2025/06/17
藤月はな(灯れ松明の火)
50
「綺麗で学術的」というイメージの博物館ではなく、「好きなもん、ごったくたに蒐集したぜ!」なヴンダーカンマー的な博物館を紹介した図鑑は中々、なかったのでは?そして色鮮やかなのに軽量なこの本に印刷技術の最先端を感じて震えました(笑)一方、近年、収蔵物が見つかって作られた博物館があるのが新鮮。日本の博物館もメジャーどころではない所(立ち寄った後は麺類を食べられるかどうかの賭けが始まる目黒寄生虫館、金カム好きは絶対、行った方が良い網走監獄)も紹介しているのは流石。個人的には城を改造したH・R・ギーガー館に行きたい2025/09/10
ぽけっとももんが
18
博物館好きですが、世の中にはそそられない博物館がたくさんあることに驚きました。いや、不穏なアート(特に彫刻)などは勘弁。犬の首輪、ピンボール、不快な食べ物などもご遠慮。ハンテリアン博物館はどうせならジョン・ハンター氏の方に行きたい、ハンターに自分の死体を手に入れられたくなかった巨人氏の無念を思うよ。一施設につき写真が数枚、痒いところに全く手の届かない不親切さが徹底してます。行きたいところが増えたら困っちゃう、海外なんて特に、と心配してたけど杞憂でしたね。ざらついた紙質もぴったり。2025/10/26
luadagua
16
図書館にて衝動借り。世界の変わった博物館が100も紹介されていて楽しい1冊。知っているのもいくつかあったけれど、ニッチすぎる変な博物館もあって…犬の首輪や石鹸と汚れの歴史とか、不快な食べ物、また失恋博物館とか…人来るのかな? 個人的にはアメリカのロズウェルUFOとか未確認動物学博物館が興味あるし、ヨーロッパのオカルト系博物館巡りとかしてみたい。ちなみに行ったことがある博物館は1件だけ、目黒寄生虫館のみ。寄生虫トートバッグ愛用してました。2025/09/28
宇宙猫
14
★★★ 主にヨーロッパの変わった博物館の紹介。おもしろいけど、見開き2頁での紹介なので物足りないかな。2025/10/14
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