カッパ・ノベルス<br> 毒を売る女

カッパ・ノベルス
毒を売る女

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  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784334027506
  • NDC分類 913.6

内容説明

夫に性病をうつされ、それが不治の病いと知ったとき、若妻は狂った!秘密を打ちあけていた友に鬼気迫る接触をはじめ…。「毒を売る女」。街の小さなスナックを手伝っていた若い娘に愡れた小心な男は、娘に金を貸したが、翌日、女はその街から姿を消した。1年後、銀座のホステスとなった女と再会した男は!「渇いた都市」。“糸ノコとジグザグ”という風変わりな名のバー。店の名の由来には、戦慄の秘密が!「糸ノコとジグザグ」。本格推理の旗手が描く、サスペンス&トリック!珠玉の名作・秀作を結集した、注目の傑作集第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yk

3
おもしろかったー!ただ、タイトルの毒を売る女はもうホラーですよ。続く渇いた都市もよくできた話で落ちもいい感じなんですけど、おっさんが泥沼にはまるところがこわいこわい!そこからの糸ノコとジグザグだったので、疾走感があってハラハラドキドキ、最後に御手洗潔がバシッと決めてくれた感じが最高でした。2019/01/28

アクセプター

1
ミステリってよりはSFみたいな作品が三つ新鮮でした。表題作はどちらの女性も怖かった・・・2013/08/22

ふみ~

1
◆「糸ノコとジグザグ」:「今だったらツイッターでやったら面白そうだな」と思ったらアフタヌーンでマンガ化されてるのが正にそれだった。そういう意味でも時代を先取りしていて、先見の明のある素晴らしい良作。◆「渇いた都市」:「釣り上げるまで」が浪漫、という事が判りやすく書いてある。「私」が出てくるシーンと、どうしようもないオッサンのシーンの繋がりが絶妙◆「ガラスケース」「ダイエット・コーラ」:なんとなく星さんのショートショートを思い出した。2012/04/17

MAS

0
推理傑作集。『糸ノコとジグザグ』目当てで読み始めたが、本格から社会派、サスペンス、青春、SF、ショートショートまで振り幅の広い著者の作品が楽しめた。中でも吉敷竹史シリーズはまだ未読なので、長編も読んでみたいと思う。2016/10/01

二分五厘

0
1988.6.3

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