内容説明
「今日は実入りが少なかった」と話す物乞い仲間のおみきに連れられ、八つほどだという信太が〈えにし屋〉を訪れた。店には同じころ、やけに疲れて見える夫婦から、人探しの依頼が。五年前の火事の夜に三歳で生き別れた倅・平太を探してほしいという。生きていてももう八歳、顔も背丈もまるで違うはずだ。それを何故今になって? お頭の才蔵は望み薄と呆れるが、夫婦の独特の気配に心を揺さぶられたお初は頼みを引き受ける。だが、お初が物乞いならではの調べ仕事を頼んだおみきが殺されてしまい……。交差する謎と人の縁、傑作長篇時代小説シリーズ第二作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
44
火事で行方不明になった息子を探して欲しいとえにし屋に依頼が来ます。望みの薄い依頼をお初が引き受けたのも夫婦の独特の雰囲気に心揺さぶられたからでしょうね。交錯する謎と人の縁。ヒリヒリした空気感を感じました。2026/03/29
猫ぴょん
25
シリーズ2作め✨ うん☺️やっぱり面白い✨ あさのあつこ作品でイチバン好きかも(今後の展開によるけど) お初が良いよね〜🥰 この役は絶対吉沢亮さんだなー。 脳内で変換して楽しむ🤣 2026/01/19
のびすけ
19
シリーズ2作目。人と人の縁を取り持つ「えにし屋」のお初。縁は縁でも、人のドロドロとした部分に鋭く切り込んでいく。お初自身の闇も気になる。2026/01/14
み
17
2作目で、この作家さんの弥勒シリーズの空気と似たような。ヒリヒリが良いです^ ^2025/09/23
まき
7
5年前に火事のせいで行方不明になった子供を探してほしいとえにし屋に商家の夫婦が頼みに来る。なかなか結びつかない様々な出来事を見事解きほぐしてみせる初が凄い。真相は本当に腹が経つほど愚かしいのに人が死んでいるから大事になる。物乞いのおみきと信太の絆が悲しい。2026/02/14




