内容説明
両親の死により10歳で公爵家の当主の座を継ぐことになったミスティア・ブレイブ。家の再興を目指してもがく彼女は、人脈づくりのために参加したパーティーで、あまりの有能さから人々に恐れられる第一王子と出くわす。
その正体に気づかぬミスティアだったが、彼の「強くなれば道は開ける」という言葉に光明を見出し、己を鍛え抜くことを決意する。
――時は流れ、17歳になったミスティアは栄えある第一王子の護衛騎士選定試験に挑む!
絶望から這い上がろうとする少女と孤独な天才王子、二人が幸せを掴むための物語が今始まる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
史
2
なんかキラキラしてる。それは緩さ温さではなくて、真っ直ぐな心というべきか。父を殉職で亡くし母は後を追うように亡くなり、そんな両親を失った少女が名誉のために力をつけて表舞台に辿り着く。泥臭いものがあります。一方で背景、敬われた貴族、騎士の遺児であるのにちょっとポジティブでもネガティブでも足りないなと。意地悪な親族がいないのは読みやすくて構わないんですが、そこがちょっと温い部分。あとなんかこう、明るいからこそ悲劇の方が映えるなあと。死ねば面白いとは言わないですけれども、健気さがそれを呼び込む。まあ、まあ。2025/09/09




