ビッグコミックス バブル・ザムライ（５）

著者名：細野不二彦【著】

小学館（2025/06発売）

• ISBN：9784098634460

内容説明

バブルの闇に迫る、レトロ日本活劇第5集！

1985年、日本――
バブル前夜の欲にまみれた日本にも、
正義を貫く「サムライ」たちがいた…
活動家から辣腕ビジネスマンへと転向した
大企業の御曹司、伊集院彗。
己の信じる正義のために過激派活動と
決別した彼に、過去の暗い影が迫る…!!
バブルの血なまぐさい裏側に、
サムライたちはどう立ち向かうのか…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

バブルの時代を描く場合、その浮かれ具合を笑いに変えたり、あるいは批判的に描こうとする。『バブル・ザムライ』にもそのような描写がないわけではないが、細野不二彦は自身がバブルという時代に踊らされないように周到だ。当時、まだ同性愛者に対する偏見は根強く、けれど細野はそれだけに終わらず、ＨＩＶ感染によるさらなる差別を絡めようとする。そして「これは 決して過去の話ではなく 今もなお その差別に苦しむ人々は多く存在するのである」と現代の問題であると書くのを忘れない。

2025/07/08

[KDS]

6月30日発売の第5巻。広島で店頭に並ぶのは2日後の7月2日の水曜日だったが、最近特に忙しくて本屋へ行くヒマがなく、土曜日でいいか…と思って今日買いに行ったらすでに売り切れ。市内の書店を4、5軒駆けずりまわるがどこにもない。そこまでの人気作か？いや入荷数が少ないだけだろう。そこで奥の手を使う。紀伊國屋のアプリで検索したら、廿日市市に在庫ありと出た。ゆめタウン廿日市店まで愛車🚗をぶっ飛ばし、たった一冊残っていた本書をゲット。出たばかりの新刊が手に入らないとどうしても見つかるまで探してしまう。あるあるかな？

2025/07/05

[コリエル]

1985年ってまだ左翼勢力による武力闘争が存在したのね。あさま山荘の事件が72年だから、そこをピークに80年代にはもうそういうの退潮しているのかと思ってた。

2025/07/01

[蝉、ミーン ミーン 眠ス]

差別云々言うけどこれはミゲルが悪いだろ。

2025/06/30