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内容説明
シドニーパラリンピックで、明るいパラアスリートの姿と競技のすごさに感銘を受けた、カメラマンの著者。このとき、障害者への偏見や先入観が崩れ、見える世界が広がった!
以来、パラアスリートを撮り続け、写真の力を使って、パラアスリートや障害者の本当の姿を伝えようと奮闘。
しかし、世間の偏見の“壁”は厚く、著者の写真を見た人からは、「障害者にこんな激しい運動させるなんて、かわいそう」
といった声が届く。選手の思いや本当の姿をうまく伝えられず、悔しい思いをした。
あるとき、とある義肢装具士とともに、義足の女性をモデルにしたファッションショーを企画し、写真集も発売。これが世の中に大きな衝撃を与える。
みんなの中にある、健常者と障害者を分ける“心の壁”がなくなりますように――著者はそう願って、今も活動を続けている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
74
読メで知った一冊。越智さんのことも越智さんの活動も全く知らなかったのですが、すっごくカメラに情熱があり、発想も生き方も自分を貫いており文章から優しさと強さを感じた!カッコ良い。パラアスリートたちのハンパない努力が報われますように。偏見、差別が少しでもなくなりますように。2022/05/26
chiaki
40
パラスポーツの取材に努める越智さんの、義足のファッションショーの存在を最近知り、衝撃を受けて読みました。徹底的に好きを追求することで道を拓いた越智さんがカッコいい!「物事はやってみなければわからない、チャレンジすることが大事」この言葉が強く心に残る。当たり前だったことが当たり前じゃなくなったこのコロナ禍、パラアスリートたちや義足モデルの方たちの前を向く姿に、教えられることがあまりに多い。出来ないことに不平不満は言うまい。思い悩める思春期、自分の考え方や生き方を見つめ直すのにノンフィクションは是非読むべき!2021/06/15
ミーナ
1
この本で写真家越智貴雄さんを知った。 写真との出会い、パラリンピックそしてパラアスリートに惹かれ、技師装具士との信頼が綴られる。 パラアスリートへの尊敬がにじみ出ていて共感を持てた。写真が掲載されているので、視覚的にもわかりやすい。 「切断ヴィーナス」という写真集、名前が過激すぎるかなと思ったが、それも承知の上で作成した思いが伝わった。 パラアスリートに興味がある人、写真家を目指す人、また小学校高学年からの多くの人に手に取ってもらいたい。2021/04/06
okatake
1
パラアスリートを撮り続けている越智さんの著作。彼が、写真と出会い、パラリンピックと出会い、そしてパラアスリートと出会い、義肢装着者と出会う。この出会いは、彼だからこそ。だから彼らの素敵な写真を撮ることが出来る。 多分、写真というアートも単なる技術だけではない何かがないと写真を見る人へのメッセージが届かないのではないかな。 パラアスリートのカメラマンとしての越智さんは「切断ヴィーナス」へと進んでいます。これからもどんどん素敵な写真を私たちに届けてくださいね。2020/08/10
haijiiha
0
熱血カメラマン カメラをツールにコミュニケーション チャーミング2021/09/15
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