内容説明
一周目の人生とは異なり、本気でバンド活動に打ち込むと決めた夏希。季節は再びの春――二年生に進級する上でそれぞれの進路選択により仲良しグループもクラスが分かれる中、中学時代からの後輩であり、バンドメンバーでもある沙耶が入学してきた。
こうして部活としても動きやすくなった夏希たちは、参加予定のライブフェスに向けて練習に熱を上げていくのだが――
「夏希にとっての本気って、なんなの?」
強くてニューゲーム青春ラブコメ、激動の二年生編スタート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
一周目の人生とは異なり、本気でバンド活動に打ち込むと決めた夏希。季節は再びの春を迎えて彼らも仲間たちとともに二年生に進級する第9弾。それぞれの進路選択により仲良しグループもクラスが分かれる一方、中学時代からの後輩でバンドメンバーでもある沙耶が入学してきて、参加予定のライブフェスに向けて練習に熱を上げていく中で直面する課題。遅かれ早かれ顕在化した問題で、衝突しながらも一緒に向き合っていくメンバーたちはなかなか良かったですけど、間章で描かれる一周目のその後の展開が果たして何を意味するのかも気になるところです。2025/07/01
chirako
11
急に面白いこと書き始めるやん、作者。この巻のこれをやるためだったのですか。この展開のためならここまでの「虹色の青春」や美織の描き方に納得。ここまで人気が出てシリーズが続かなかったら、読者はもっと早くこれを読んでたのではないかと。作者がこの物語のために最初に用意していた「ラスト」はこれだったのではないか……などと妄想しながら、でもこれを書いたら「物語のアクセサリー」になっている星宮さんはどうするんだろうと。2025/07/19
れっちん
11
現代(タイムリープ)と過去(1回目の青春)をザッピング的に描く構成。 『夏希』の過去と『沙耶』の今――この対比が、なかなかびっくり、お見事。 その描き方がまた上手くて、『沙耶』というキャラの解像度をグッと引き上げてくるのがすごい。 いつものテンポと熱量に加えて、今回の演出、そして…… 読み終わったあと、みんなの感想がめっちゃ気になる。。。。 2025/07/03
まいなな
5
灰原くん9巻でした。本気って楽しいし面白いし気持ちいいけどつらいよな。めんどくさいし、だるいし疲れるしそれで結果でないとなんのためにやってるか分からなくなるし、過程がそれだけだるくて仕方がない。でもやるのは、それだけ達成感に対して病みつきになってしまうから。もはや麻薬のようにそれに支配されてしまう。なかなか難儀なものだよなと思う。確かに辛く苦しい道ではあるし、それに耐えられないこともたくさんあるだろうけど……ルミナスのメンバーはしっかり乗り越えられる力を持っていて、若い青春の力を感じたかな。素晴らしい。2025/09/23
maki
5
★★★★えぇ…1周目のトゥルーエンドが良すぎでは。美織推し(僕だ)にコレ読ませたらダメなヤツじゃん。もう、正しい未来しか信じられない。下水道課とゼネコンの件が妙にリアルよね。2周目は長い長い夢ということにします。いや、本編ももちろん面白いんだけどね。2025/08/05
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