妹は知っている（２）

著者名：雁木万里【著】

講談社（2025/06発売）

• ISBN：9784065399484

内容説明

お兄ちゃんの見てる世界は、面白い。

職場では地味だけど実は凄腕ハガキ職人の三木貴一郎と、無表情ながら人気アイドルの三木美貴は兄妹で隣暮らし。
こっそりと面白くて超優しいお兄ちゃんのことを、今日も妹はしっかり見ています。気づけば、同僚のあの人も。

じわじわと魅力が広がる兄妹コメディ、第２巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[歩月るな]

何かと呼びならわしたくなってしまうもので、「生活漫画」と言うような空気感が醸造されつつある。それは日々が移り行くからこその人の気持ちの流れがある。厳しい上司と一緒に休日を過ごしたり、よく喧嘩をした幼馴染が知らぬ間に結婚してたり、話したこと無かった奴が文字だけだと陽の者になってたり。兄妹の「理解り合い」が、同じものを見て育ってきた故でもあると言うなら、同じ時代を生きてきた人も同じものを見て育ってきたはずなのに、今は娯楽が有り余って、それがない。逆に「春とヒコーキ」土岡哲朗氏の映画エッセイは正にコレであった。

2025/06/09

[森本 高司]

『貴方の好きを肯定』的なニュアンスでなくて、誰もが経験した事がある『全然売れてないし誰も知んないけど俺、この〇〇大好きなんだよなぁ』なお話です。この作品では妹から見たラジオの凄腕ハガキ職人の主人公。似たような作品に『路傍のフジイ』があります。だから今から言っといた方が良いですよ『俺はこの作品知ってたよ面白いの』って。

2025/06/09

[まつだ]

おもしろいお兄ちゃん観察バラエティ。でも、その面白さが大勢に知られてゆく。そんな中妹ちゃんはどうすればいいのか……。正解はおにいちゃんが作ってくれたカレーを食べるでした。仲のいい家族の話は読んでいて楽しい。父親？

2025/06/07

[とんび]

周囲に三木さん(お兄ちゃん)ならこうする、みたいな影響を与えてる。お前はヒンメルか！

2025/06/07

[めがはーと]

良い漫画

2025/06/14