内容説明
結婚して10年の夫に不倫され離婚。仕事もお金も趣味を楽しむ気力もなしと人生どん底の華帆は、ある日飛び込んだバーで、見たことも無い美味しそうな料理と、不思議な雰囲気の男性・京太郎と出会う。
彼は歴史上の貴族女性たちが愛した料理を調査するライターだという。フランス王妃が愛した鶏のトサカを使った煮込み料理「チブレオ」を食べ、その美味しさとあたたかさに心を動かされた華帆は、京太郎の「貴婦人レシピ」の調査を手伝い始めるが……。マリー・アントワネット、ヴィクトリア女王、クレオパトラ、楊貴妃。歴史上の高名な女性たちは一体どんな料理を食べていたのか。個性豊かな仲間と絶品料理が紡ぐ、心温まる新たなグルメ小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
47
ページ数のわりに盛り込まれた要素が多いのでお得感があるようなそうでないような不思議な気分の読後感。大学卒業後すぐ専業主婦になった華帆は夫の不倫であっさり離婚させられてしまう。就職もままならず落ち込んでいたが友人の古書店での一冊の本がきっかけでライターの助手という仕事に就く。フランス中国イギリスの貴婦人のレシピの再現試食場面は楽しいのだが…。2026/05/02
坂城 弥生
41
最初の方から京太郎には秘密があるっぽいとわかっていたのでそんなに驚かなかったけど、マリー・アントワネットや楊貴妃のイメージのレシピはどれも美味しそうでした。2025/06/24
よっち
33
結婚して10年の夫に不倫され離婚。仕事もお金も趣味を楽しむ気力もなしと人生どん底の華帆が、ある日飛び込んだバーで思わぬ出会いを果たすグルメ小説。見たことも無い美味しそうな料理と、不思議な雰囲気の男性・京太郎と出会い、その美味しさとあたたかさに心を動かされた華帆は、京太郎の「貴婦人レシピ」の調査を手伝い始める展開で、マリー・アントワネット、ヴィクトリア女王、クレオパトラ、楊貴妃たちの料理を調べる日々は充実していて、そのかけがえのない出会いと経験が自分の進むべき道へと繋がっていく結末はなかなか良かったですね。2025/06/27
丸々ころりん
22
結婚して仕事を辞め専業主婦になった華帆 10年を迎え夫が不倫子供まで…離婚したものの何の資格特技もない就職活動も難しい中偶然食を題材にする編集,作家と出会い 本のレシピ食材集めや再現のサポートの仕事をする事に こんな甘い都合良い話があるかと思うけれど,レシピ食器の描写がよくサクサク読めた。 我家のお高め食器使ってこそ活かされると反省。2026/02/08
み
20
さくさくと♪貧困と貧乏の違いにフムフム。お話しは、楽しみました。トサカが食べてみたい。2025/07/13




