内容説明
教え子の新良璃々緒（にいらりりお）と『銀河連邦』からの依頼を受け、華々しい宇宙デビューを果たして地球に帰還した異世界帰りの元勇者・相羽走（あいばはしる）。
そんな走に休息の時間はない。校内合宿で教え子たちの力を底上げしたり、そこで謎の家庭的アピール合戦が始まったり、家にはリーララが入り浸っていたり、大きすぎる力を危惧した謎の組織から暗殺を仕掛けられたり……？
さらに多くの敵を相手にしていく中で、教え子たちのそれぞれの相手が裏で繋がっていることに気がついた走。そしてそれを示すかのように、九神家をめぐる陰謀と『深淵の雫』の謎は一気に動き出す――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
教え子の新良璃々緒と華々しい宇宙デビューを果たした異世界帰りの元勇者・相羽走。今度は九神家をめぐる陰謀と『深淵の雫』の謎が一気に動き出す第3弾。校内合宿で教え子たちの力を底上げしたり、そこで謎の家庭的アピール合戦が始まったり、家にはリーララが入り浸っていたり、謎の組織から暗殺を仕掛けられたり、多くの敵を相手にしていく中で、教え子たちの相手が裏で繋がっていることに気づく走。ヒロインたちの育成と彼の圧倒的な力で九神家の『深淵の雫』の問題はある程度目処がつきましたが、ヒロインたちの動きは加速しそうですね（苦笑）2025/05/26
爺
7
まずは九神家の内紛とクリムゾントワイライト日本支部の制圧完了。カクヨムではこの巻の途中くらいまでしか読んでいなかった気がするが、ここからどこへ行くのか。2025/07/04
尚侍
7
とっても面白かった。今回はクゼーロとの対決が中心になりましたが、この手の話は中途半端なところで敵が逃げてしまって話が続くというパターンが多いので、このようにきちんとエピソードを終わらせてくれるというのは個人的に高く評価したいですね。だいぶ世界観が広がってきましたが、一つずつ問題を解決していった先になにが残るのかというのも楽しみに思えるので、今後の展開にも期待したいところですね。2025/06/29
はじめまこと
4
相変わらずこの主人公の超然的価値観好き 能力、傲慢さ、一貫性がしっかり書かれているので上位存在的価値観が揺らがない まあうっかり人の感情まで欠落してるのはご愛嬌といったところ こういう鈍感系は嫌いじゃない 様々な勢力が入り乱れる中でも読みやすさを失ってないのはキャラの強さと文章の滑らかさの賜物2025/07/15
水無月冬弥
2
超安定した俺TUEEE帰還もの。もう勇者先生だけでなんとかなるので、安心して読めます。今回は、第1部完といってもいい九神家陰謀編が解決しましたね。それだけの総力戦であり見ごたえもありました。これで地球サイドは安定したと思うのですが、異世界サイドと宇宙サイドは全然安定していなんだよなあ2025/06/29
