内容説明
成績優秀で周囲からも一目置かれている女子高生・茅野(かやの)有季(ゆうき)は、ひょんなことから出会った同級生の水城(みずき)綾(あや)と共に過ごすなかで、綾への想いに気付き始める。しかし綾をきっかけに知り合った後輩・常盤(ときわ)咲良(さくら)から「綾のことが好き」と打ち明けられ、有季は過去の経験から一歩を踏み出すことができずにいた。
さらに医大受験へのプレッシャーも重なり憔悴していく有季。心配する綾だが、有季は綾から距離を置こうとしてしまい……?
「皆がイメージするほど完璧な優等生じゃないってこと、私は知ってるよ」
女子高生達のどこまでも等身大なガールミーツガール、第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
成績優秀な女子高生・茅野有季が、ひょんなことから出会った同級生の水城綾と共に過ごす中、綾への想いを自覚し始める第2弾。後輩・常盤咲良から綾への想いを打ち明けられて、過去の経験から一歩を踏み出せなくなった有季。さらに医大受験へのプレッシャーもあって憔悴していく中、心配する綾から距離を置いてしまう展開で、過去のトラウマも描かれる中で、今の有季には思ったことをちゃんと言ってくれる後輩の咲良や、綾の元カノのような大人もいて、綾に寄り添ってもらいながら、両親を相手に自分から想いを伝える姿には確かな成長を感じました。2025/11/25
真白優樹
10
綾への気持ちを自覚し始めるも、咲良の思いと過去のトラウマから尻込みした有季が憔悴し始める中、綾が再びお節介を焼く今巻。―――堕ち行く方向へ行くも自由、だから思うがままに。 自分の望みと親の願い。二つの思い絡む進路問題に有季が揺れる中、再び綾がお節介を焼く巻であり、それぞれが未来へと歩き出す、本格的な始まりとなる巻である。始まった真っ白な未来、それは可能性に満ちている。恋の思いが本格的に芽生える中、有季と綾は果たしてどこへと進んでいく事になるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/12/08
leo18
5
満を持しての有季回。プレッシャーや進路の悩みから憔悴していく有季を、綾をはじめとした上巻での繋がりが後押しする展開が青春度高くて良かった。いい奴ばかりかよ。2025/12/05
Toy
3
上巻では咲良の悩みを解決し、下巻ではいよいよ本丸、有季の問題解決に。タイトルはあれだけど、本当に真っ当な思春期女子高校生の青春と悩みを描いた作品でした。あ、もちろんGLでもありますよ。2025/12/07
こいこい
2
有希ちゃん大勝利!上巻の時点で全部説明してくれるじゃんって感じだったが、大切なことは言葉にする、がテーマだったので納得。アダルトグッズから始まりアンパンマンで〆るストーリー展開にはダイナミズムがある。愛と勇気が友達ってこと。次巻以降に回すのかなと思った要素も最終盤で全部拾っていくので、今やれることは、この瞬間に全部詰め込むという気概がパワーを産んでいる。それにしても自室のドアをいきなり開けられるシーンの絶望感たるや2025/12/18
-
- 電子書籍
- 女子が支配する学園で俺だけが襲われる(…
-
- 電子書籍
- 女友達は頼めば意外とヤらせてくれる【ノ…
-
- 電子書籍
- 組長娘と世話係 第106話【単話版】 …
-
- 電子書籍
- あなたを愛せたら【分冊】 5巻 ハーレ…
-
- 電子書籍
- 月刊正論2021年12月号 月刊正論




