内容説明
この本を通じて、さらに多くの「仲間」が増えることを願っています(本書より)──FM大阪で二〇二〇年六月から二年弱、湊かなえがラジオ番組を担当。リスナーと一緒に短編小説を作ったり、著者の愛する小説や家族や猫をはじめ、淡路牛や玉ねぎなど淡路島の美味しい食や渦潮、人形浄瑠璃など、淡路島の見どころについても、縦横無尽に語った人気ラジオ番組から生まれた本です。(全二巻)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちち123
40
星★評価10 湊かなえさんがFM大阪で2020年6月から2022年3月まで、ラジオ番組「湊かなえのことば結び」を纏めた本(上巻)です。自分の作品や好きな話題、リスナーの投稿短編作品ついて彼女の思い考え方がびっしり書いてあるので湊かなえさんが好きな人は絶対に読んだ方がいいです。カケラ、ドキュメント、ブロードキャストとかまだ未読の作品についても書いてあったし、私が好きな本はもっと古いこの作品もいいよねとか。自分の読みたいと思う作品の幅がこの本で広がりました。下巻もおって読んでみます。 2025/05/25
時代
6
湊かなえさんの企画ラジオ番組。わざわざ読まなくてもいいかも△2025/06/10
KT1123
3
2020年6月から始まった湊かなえさんのFM大阪のラジオ番組の収録本前半。普通のおしゃべり(食べ物のことが多い?)の他に、制限文字数内で短編小説を書くというお題が出されたり。応募作品を読むことはできないので、ちょっと残念(^_^;)ラジオ、聞いてみたかったなぁ。たまにプロの小説家のお仕事の厳しさ難しさも差し挟まれていて、興味深かった。2025/06/20