角川文庫<br> 令和中野学校

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角川文庫
令和中野学校

  • 著者名:松岡圭祐【著者】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • KADOKAWA(2025/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041162521

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内容説明

高校3年生の燈田華南は、強盗4人組が高齢者宅に押しこもうとする現場に遭遇。勇気を振り絞って止めに入るも、強盗が手にする鋭いナイフを目にして腰を抜かしてしまう。絶体絶命の瞬間、チェスターコートを着た細身の男が現れ、強盗を撃退していく。助けられた華南に、男は「令和中野学校」へのスカウトを告げる――そこは諜工員を養成する特別施設だった。「JK」「高校事変」を超えるZ世代の青春バイオレンス、ここに開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

297
他シリーズと関連あるみたいなので、巻が増える前に読み始めた。単体作品としては特に目新しさはなく、高校事変やJKと比べてもキャラも弱く感じる。それにしても、どのシリーズも強くなるのが早すぎる…。時系列もこんがらがってきてよくわからなくなってきた。これは事変より少し未来の話だろうか?ある程度、政府や自衛隊が機能してるっぽいのが不自然に感じてしまう。事変の新作はこっちの後が進行してからになるのだろうか。正直なところ、枝の話はこれくらいにして早く進めてほしいと思っている。タイガー田中も読むかも。2025/04/30

GAKU

34
高校事変同様全く現実味のないストーリーはともかく、あまり面白くなかった。あと登場人物達の名前が皆独特で、分かりづらい。2025/05/14

かな

19
昔、どこかの中華料理屋で「陸軍中野予備校」という漫画が置いてあって、読んだ記憶があるのですが、内容は全く覚えていなくたしかギャグ漫画だったと。陸軍中野学校は、昭和の初めに実在したスパイ養成機関だと認識しているのですが、それが令和の時代に、松岡佳祐さんの作品として蘇る。作品の中に優莉と言う名前が出てくるので、高校事変と同じ時間軸なのかなぁと。主人公の華南は優莉兄弟みたいに絶対的強さは持っていないのですが、これから先どう関わってくるのか。タイガー田中は読んでないのですが、こちらも関りがありそうでした。2025/06/01

毎日が日曜日

14
★★★+2025/05/27

NAOAMI

14
『高校事変』の終幕を焦らされる中『タイガー田中』、「結衣」の名前もチラッと出てくる今作も同じ世界線にあるということか。様々な作品群が一つの世界で繰り広げられているスケール感がスゴイ。現実の異臭騒ぎや道路陥没などを端緒とする陰謀の起こりを描き、さらにリアル。そして戦争の火種が実は身近にあるというフィクションすら絵空事でないと思わせる。18歳~20歳Z世代が諜報学校に集められた設定を難なく含め、華南を中心にした青春群像劇としての内面も巧く掘られている。終盤アクションのノンストップ劇に興奮。どう収斂されるのか。2025/05/11

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