内容説明
高校3年生の燈田華南は、強盗4人組が高齢者宅に押しこもうとする現場に遭遇。勇気を振り絞って止めに入るも、強盗が手にする鋭いナイフを目にして腰を抜かしてしまう。絶体絶命の瞬間、チェスターコートを着た細身の男が現れ、強盗を撃退していく。助けられた華南に、男は「令和中野学校」へのスカウトを告げる――そこは諜工員を養成する特別施設だった。「JK」「高校事変」を超えるZ世代の青春バイオレンス、ここに開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
312
他シリーズと関連あるみたいなので、巻が増える前に読み始めた。単体作品としては特に目新しさはなく、高校事変やJKと比べてもキャラも弱く感じる。それにしても、どのシリーズも強くなるのが早すぎる…。時系列もこんがらがってきてよくわからなくなってきた。これは事変より少し未来の話だろうか?ある程度、政府や自衛隊が機能してるっぽいのが不自然に感じてしまう。事変の新作はこっちの後が進行してからになるのだろうか。正直なところ、枝の話はこれくらいにして早く進めてほしいと思っている。タイガー田中も読むかも。2025/04/30
ひさか
45
2025年4月角川文庫刊。書き下ろし。今度は政府が関係する機関が登場するところが今までと違うが、松岡さんお得意の青春バイオレンスというのは同じ。少し予想はしていたのだが、次があったとして、どうしようかなと迷う。2025/06/28
かな
41
昔、どこかの中華料理屋で「陸軍中野予備校」という漫画が置いてあって、読んだ記憶があるのですが、内容は全く覚えていなくたしかギャグ漫画だったと。陸軍中野学校は、昭和の初めに実在したスパイ養成機関だと認識しているのですが、それが令和の時代に、松岡佳祐さんの作品として蘇る。作品の中に優莉と言う名前が出てくるので、高校事変と同じ時間軸なのかなぁと。主人公の華南は優莉兄弟みたいに絶対的強さは持っていないのですが、これから先どう関わってくるのか。タイガー田中は読んでないのですが、こちらも関りがありそうでした。2025/06/01
GAKU
36
高校事変同様全く現実味のないストーリーはともかく、あまり面白くなかった。あと登場人物達の名前が皆独特で、分かりづらい。2025/05/14
takashi
27
作者得意の戦うヒロインだが、『高校事変』や『JK』とも毛色が違い、スパイアクション的なもの。最も違うのは似通った境遇の調工員候補生同士の結束や仲間意識が描かれている点だろうか。主人公である華南と美羽だけでなく、他の人物同士でも僅かながら関係性が描写されている。組織自体が信頼できるかはともかく、彼らを育成し、指揮する大人たちは信頼に足る者が複数いる。孤独に戦う上二作のイメージが強かったので、『組織』をメインにした作品は新鮮だった。(続く)2025/07/20
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