内容説明
ローカルなまちの魅力を引き出す仕事こそ
グローバルな「知の引きだし」が必要だ!
まち全体の調査・計画から建物のデザインまでが学べる
まちづくりの教科書です。
執筆陣が約50年にわたり山形県金山町のまちづくりに関わってきた
貴重な体験・知識がぱんぱんに詰まった1冊。
またまちづくりに対する知の引き出しが増えるように
世界中の魅力的なランドスケープや外部空間の活用事例、
デザイン手法などなどについても、
すべて図解で分かりやすく紹介しています。
■章構成
1章:まちのいいところの見つけ方
2章:まちづくりの手法と進め方
3章:まちの中心地区をよくする計画と設計
4章:魅力的な建物をデザインする
5章:潜在力を引き出すランドスケープ
6章:小さなまちが存続するしくみを見つける
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuhnan or Onosaki
6
一つの町の「町の再生」に携わった技術者の、事業の折り返し時点での振り返りを纏めたもの。 一つの事業について、主導者の理念が周りの少数の共感者に的確に共有されることの大事さ、そこから発信される情報の広がりと、広がった情報を再び収縮したのち微細修正、再び発信の過程の的確な運用がいかに大事なのか、良くわかる。 事業は丁度折り返し。今後、おそらく年齢からして次世代に引き継がれるこの町づくりが、ぶれることなく完遂されることを願っている。2020/01/14
つち
0
ソフトよりハードに寄っていて、正直期待していた内容ではなかったが、金山杉というその土地の産業・伝統を公共事業に生かし成功したお手本的な事例で勉強になった。 イラストやスケッチが魅力的で実際に行ってみて雰囲気を感じたくなった。日本のランドスケープの分類が少し紹介されていて、もっと他の事例を見たくなった。2024/06/05
やままま
0
アイデアとケースの宝庫。全ページにわたって挿入されるイラストによる図解は、まさしく図鑑といってよいだろう。 ただ、内容が頭に入ってきにくい。章立て自体はあるもののどのように体系化され、繋がっているのかがわからないので、ただただ大量な情報が押し寄せてくる感じになる。理解のためには、読み手側が得たい情報を明確に意識出来ている、ないし、まちづくりの領域に体系だった知見を持っていることが要求される印象を受けた。2021/01/13
Gaudi
0
バラバラの街並みより、統一感のある街が好きですね。歩いていても、楽しくなるような街並み。 山形県にはまだ行ったことがないんですよねえ。2020/08/24
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