集英社文庫<br> ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君

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集英社文庫
ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君

  • 著者名:瀬川貴次【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 集英社(2025/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087447101

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内容説明

「十二の君は預かった」。不吉な投げ文に、慌てて真白の実家に向かった宗孝。姉の無事を確かめてほっとしたのも束の間、宣能の妹・初草が凶賊・多情丸の手下に連れ去られたことが発覚する。多情丸は十郎太を誘い出すために、真白を人質にしようとして間違って初草をさらったのだ。大切な初草を取り戻すため、宣能と宗孝は夜の都を駆け回るが……。いよいよ迎えた多情丸との直接対決、その衝撃の顛末とは!? さらに、事件の裏でそれぞれの恋路が密かに動き出して――!? 平安冒険譚、シリーズは佳境へ!

目次

右京の廃寺
洛北の庵
八重藤の家
それぞれの場所

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

120
新刊が出ていたことはすっかり知りませんでした。前巻で悪役の多情丸にさらわれてしまった中将の妹を取り戻すためにこの主人公たちが活躍します。また多情丸の部下の狗王もその生い立ちがわかります。今までに明かされなかったさまざまな事情が明らかとなり、悪人を退治して終わりかなあと思うのですがまだ続くのでしょうね。2025/07/02

真理そら

54
完結編っぽくあれこれの事情が明らかになるし、問題も片付くし、シリーズがこの先続くのかどうか心配だ。2024/10/21

ミキ

45
2024-122:無事に初草誘拐は解決。シリーズがこれで終わってしまうのか気になるところ。2024/10/19

ぽんすけ

42
一気に話が進んだ気のするこの巻。前の巻が緩い感じだったのに最後に初草が誘拐されてどうなるかと思ったけど、憤怒の化身になった宣能が強すぎて吹いたw高位貴族なのにめっちゃ武闘派やん、宗孝が狗王にボコられてるのと対照的。結局多情丸の最後の止めは狗王がやったんだから、今後苦しむことがないといいな。宗孝頑張って宣能を楽しませてあげて。そしてどさくさ紛れで正体がばれた春若君w真白が彼の正体を知っても全っ然態度が変わらないところ最高である。なんか色んなことが綺麗に収まる所に収まった感じで過去一すっきりした終わりだったな2025/03/26

Nyah

39
多情丸が宗孝の異母姉十の君を捉えるために、彼女の異母妹十二の君を誘拐。‥実は宣能の妹初草が人違い😑で誘拐された。初草を取り戻すため、宣能と宗孝は夜の都を駆け回る。自分に会いに来た初草の為、真白(十二の君)も春宮と従者と三人で初草の乗った牛車を追いかける。狗王との因縁、宣能の仇討ち、そしてそれぞれの恋❤️。黒龍王はあの人でした。びっくり。 /やはり楽しい。昼ごはんのお供にぼちぼち読んでたけど、あと少しだったので🏠読み。2024/11/27

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