内容説明
いつものように怪異探しに出かけた宣能と宗孝。だが、宗孝は宣能が胸に抱える復讐計画を思いとどまらせたいと気もそぞろ。そんな二人の前に、妖しい白い浮遊物が現れ!? いっぽう、東宮と宗孝の姉・真白を引き離すのに失敗し、怪異に遭遇して以来、すっかり消沈していた弘徽殿の女御。しかし、怪異が巫女たちの仕掛けだったと知り、怒りを激しく燃え上がらせ……。秋の夜長に、それぞれの思惑が交錯し、波乱ぶくみのシリーズ第11弾!
目次
竜胆の章
桔梗の章
撫子の章
女郎花の章
藤袴の章
萩の章
尾花の章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
116
このシリーズ11作目でようやく大きな動きが出てきたような気がします。主人公中将の乳母を殺した犯人がわかりどのように相手をやっつけようかとばかり考えます。また東宮の母親も自分が騙されたと知りその巫女たちを殺そうとします。それを中将が助け須磨に逃がします。また悪人の親分が先代の意向で後継者ということでここら辺が今後のキーとなっていくのでしょう。あと数回で終わるのでしょうか?2022/04/27
さつき
80
前巻に引き続き、ますます不穏な雰囲気。弘徽殿の女御の性格のキツさには呆れてしまいます。源氏物語のイメージもあり、この呼び名は意地悪で当たり前な気さえしちゃいますが、それにしても酷い。おかげで初草の可憐さが際立つとも言えますが。今後の展開から目が離せません。2022/04/12
真理そら
75
十の姉君(十郎太)の周辺がキナ臭い。多情丸との最終決戦が近いのかも。初草のかわいい嫉妬などもあるがこの恋は成就するのが難しい。しばらく大人しかった弘徽殿の女御だけどやっぱり怖くてかわいい(まだ筍食べてるのかな?)そして相変わらず宗孝は優しくてどんくさくて奥手…双子を手玉に取ってるという噂を信じる人がいるなんて信じられない。2022/03/21
あっちゃん
61
今回はダークな展開、そりゃいつまでも大人しくしてるわけない弘徽殿の女御(笑)そして性根からワルそうな多情丸!人の不幸あからさまに願うってある意味凄いわ( ̄ー ̄)2026/02/14
ぽんすけ
51
狗王の弘徽殿の女御への→が何気にインパクトがありすぎて、いや前山の中で彼女を助けた時にうっすらと感じたけど気のせいかと思ったのに。あの高慢な姫が人知れず涙を流す場面に遭遇しておちたんやね。なんか本編が不穏すぎて春若・小桜丸コンビがでてくると和む和む。小桜丸も東宮の小舎童を務めてるってことは相当いい家の子なんでしょ。まさか左大臣家のぼっちゃんとかあるのかな?何にせよ元服後は東宮の側近とかに期待されてるんだろうし、二人とも頑張って!次の巻まだ出てないけど、大きく物語が進みだす感じがするし、ドキドキがとまらない2024/01/05
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