みそらしど 一巻 鴨島町商店街奇譚

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みそらしど 一巻 鴨島町商店街奇譚

  • 著者名:真野稔裕スタジオがおん【著】
  • 価格 ¥110(本体¥100)
  • ナンバーナイン(2025/04発売)
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内容説明

火野神社は江戸中期に妖(あやかし)封じの煌然法師が建てた神社である。昔、戦国時代の人間たちの欲と権力闘争からの邪気を吸い込み凶悪化した妖怪が跋扈していたこの地を、法師は力づくで封印した。
 法師は妖怪たちの力を商売の方向へと向けさせ、この地には市場が立った。やがて人が集まりだし集落ができはじめ、それは町へと発展していった。法師は妖怪たちを見守るために神社を建立し、神社を中心として妖怪たちの店はやがて商店街へと発展していった。
 しかし時代の流れとともに人通りは郊外にできた大規模店舗へと変わっていき、商店街はシャッター街となっていく。
 火野みそらは高校一年の16歳。海外に出張中の両親に代わって神社を任されているが、庭掃除と月に一度の奉納祝詞を上げることくらいしか仕事もなく、お気楽な毎日を送っていた。そんなみそらにある日、商店街でたった一軒、まだ店を開いている油すましの五九郎おっちゃんが頼みごとをしてくる。
 この古い商店街が売却される噂が出ていて、その前にこの地に封印されたままの妖怪たちの契約を解除したいとのことであった。神社のことはすべてを任されていたみそらは封印解除のための儀式を奉納してもらえればいつでもみんなは自由になれると言う。おっちゃんは百鬼夜行を奉納したいというが、そのためには一度全妖怪たちをこの商店街に集合させなければいけないと言い、その役目をみそらに依頼する。火野一族の法力をさらに磨き上げるためにおっちゃんは九州からわざわざ一族最強のぬりかべ「かべ八」をスパーリングパートナーに連れてきた。アウトレットに店を出し、大繁盛の妖力をためた妖怪たちと無敵の法力を持つみそらとの壮絶バトルが繰り広げられる。

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