瀬戸内海の研究 - 島嶼の開発とその社会形成──海人の定住を中心に

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瀬戸内海の研究 - 島嶼の開発とその社会形成──海人の定住を中心に

  • 著者名:宮本常一
  • 価格 ¥35,200(本体¥32,000)
  • 未來社(2015/07発売)
  • ポイント 320pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624200640

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内容説明

1965年刊の本書は、資料・方法論、理論で独自の民俗学を構築した宮本常一氏の博士論文であり、瀬戸内海学ともいうべき該地域の初の体系的研究として不朽の書である。瀬戸内海の大小多数の島々の人文景観を切り口に、膨大な文献資料も駆使して海人(漁民)の定住を中心に島嶼社会の歴史的展開とその特質を記す。付・特製瀬戸内海地図21枚。

目次

第一編 総 論
   一 生産様式と島の景観
   二 文献と現地状況
   三 島嶼生活の矛盾

第二編 島の生産類型と社会的変遷──島の中世的社会
 第一章 小島の利用
 第二章 海人とその定住
 第三章 大三島──海人定住とその変遷
 第四章 周防大島──水田と耕作
 第五章 淡路島──水田村と漁村
 第六章 忽那諸島──畑作と漁村
 第七章 上ゲ浜塩田と島
 第八章 海賊の系譜
 第九章 守護方警固衆

第三編 近世への展開
 序章 近世化の意味
 第一章 島における庄屋の意義
 第二章 島嶼船着場集落の形成
 第三章 土地均分
 第四章 舸子浦と漁業権
 第五章 漁浦の発展

結語

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