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内容説明
この夏の九龍はどうかしてるぜ。脳内の過去の記憶を夏の終わりを体験する令子。ついに、工藤と鯨井Bの真相を覗き見ることに…。私に過去はないけれど、日常を重ねて絶対の自分になりたい。悲劇が、その先に待っていたとしても自ら選んだ未来なら後悔したりしないから次々と明らかになる事実を知って尚、明日に向かって進む理想的なラヴロマンスを貴方に――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミキ
16
だいぶ核心に迫ってるな。楽しくなってきたー!2025/04/18
にぃと
12
物語の真相に近いものがけっこう明かされ色々と動きもあり、クライマックスも近いんじゃないか、という雰囲気。ロマンスよりもSF的な方が大きくなってきた感じ。鯨井と工藤さんの関係にも大きな変化がありそうで、しかしこっちは期待よりも不安の方が大きい。ハッピーエンドになってほしいけどちょっと道筋が見えないし果たしてこれからどうなってしまうのか、次巻も期待したい。2025/04/26
蒼田 友
9
全巻の黒衣装は鯨井B?11巻の白衣装はジェネリック鯨井?巻末見開きのアニメ&映画のページCMがなかなか良い。ジェネリック九龍は機能しない?でも工藤さんの九龍が再現されてるの分からん。理解不足です。がそんな私でもワクワクしています。2025/04/30
ほたる
9
終わらない夏、忘れられない彼女への想い。九龍の謎が解け始め、いよいよその魔法みたいなものも解けてしまうのかもしれないと思うと悲しみが込み上げてくる。とても良いところで引いたなぁ……2025/04/28
ルカゾルディック@hawls_camstle
7
誰かにとっては、生と死の境界線なんて好奇心で簡単に乗り越えられてしまうものなのだ。 誰かが強く一緒に生きたいと思っても、それに対して心から嬉しいと思っても、夜が明けて朝が来るみたいに当たり前に、簡単にちょっとの勇気と好奇心だけで簡単に飛び越えてしまうのかもしれない、この諦観はちょっとわかるな。 ミステリーよりもアイデンティティの確立に重きが置かれていて良いな。工藤が玲子に人格まで求めなかった理由を探す。多分工藤は奔放に生きる玲子を愛していたんだわ、玲子は玲子だけの自由意志で生きてほしかったんじゃないかな2025/06/20
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