アース・スター ルナ<br> 侯爵令嬢アリアレインの追放 上

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アース・スター ルナ
侯爵令嬢アリアレインの追放 上

  • ISBN:9784803020823

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内容説明

「それでは始めましょう、前代未聞の逆襲劇を」
WEB版から全編大幅加筆!
第6回アース・スターノベル大賞ルナ佳作受賞作!

ハーゼン侯爵家の長女アリアレインは、王太子の婚約者として日々執務に励んでいた。愛のある結婚ではなくとも、国のためを思って、お互いに良きパートナーになれると信じて。
しかし突然の婚約破棄と断罪により、アリアレインは国外追放となる──はずだった。
追放刑の執行前に与えられた3日間の猶予の間に、アリアレインは忽然と姿を消した。使用人、家財、兵、屋敷、すべてを引き払って。
「あの男は、わたしと父上と、侯爵家を侮ったのよ」
様々な思惑が交錯するなか、アリアレインの前代未聞な逆襲劇が幕を開ける──

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

39
王太子を操る貴族、目障りな王太子の婚約者を排除したい輩達にアリアレインを御せるか?まだ16才でこれだけ秀でた令嬢はそう居ないだろうけれど・・やっぱり若さが侮られることに免疫が無かったのは祖父の教えかもしれないが・・次巻で父親はどう出るのだろう。イラン/イスラエル ロシア/ ウクライナ 人が死ぬ。アリアレインは今後どうしていくのだろう。ちょっと折れたらよかったのに・・でもそれじゃ王太子に婚約破棄され泣いてきた数々の本で、振られてきた令嬢の悔しさを跳ね返すのに、武力を持った令嬢は初めてだから面白いかも2025/06/25

よっち

24
王太子の突然の婚約破棄と断罪により、国外追放とされたハーゼン侯爵家の長女アリアレイン。様々な思惑が交錯するなか、前代未聞な逆襲劇が始まるファンタジー。愛はなくとも国のためを思い、お互いに良きパートナーになれると信じて努力を続けてきたアリアレインが、侮られたことを良しとせず覚悟を決め、執行前に得た3日間の猶予を使って着々と手を打っていく展開で、王太子や新たな婚約者クラウディアも暗愚ではないものの、国を動かすことに対する解像度の差が大き過ぎて、後手に回らざるを得ないですね…どういう結末を迎えるのか下巻に期待。2025/04/08

わたー

22
★★★★★え…ここで終わり?続きは下巻までお預け?そんな殺生な…王太子と婚約していた侯爵令嬢アリアレインは婚約破棄と国外追放を告げられる。最早、彼との関係の修復は不可能。何より私を含む侯爵家を侮ったなと、国外追放を言い渡された罪人という最底辺の立場から逆転すべく行動することから始まる令嬢追放モノ。この手の作品には阿呆な元婚約者がつきものではあるが、この作品では見えている視野こそ違えど、王太子側にも納得に足る信念が存在しているということが特筆すべき点だと思う。主人公側が強くたっていい。2025/03/30

ホシナーたかはし

19
最近のネット小説によくある「婚約破棄、追放」を侯爵令嬢が受けたら、親であり地元である侯爵側がどう動くかの一例を、こと細かく書いていて、ご都合主義になっていないところがとても気に入りました。戦争をする前の戦略的な部分が多いけど、これ女性向けなのか、ラブは人差し指一本分くらいの印象でした。2025/03/27

サキイカスルメ

15
突然の婚約破棄と断罪、そして死刑宣告と同義の国外追放を王太子から告げられた侯爵令嬢アリアレイン。彼女の決意と行動を色々な視点でみていくファンタジー。面白い!!復讐というと個人的な恨みのイメージですが、アリアレインは自分と父と家を侮られたことは許してはいけないという大切なものを守るためな印象でネガティブなものはあまり感じませんでした。彼女の今までとこれからの行動によって彼女自身がどんな人なのかわかっていくのも面白かったです。2025/03/10

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