中公文庫<br> 目白雑録Ⅱ 日々のあれこれ

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中公文庫
目白雑録Ⅱ 日々のあれこれ

  • 著者名:金井美恵子【著】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 中央公論新社(2025/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122076181

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内容説明

突然の網膜剥離、手術、それに伴う禁煙、熱中したサッカー観戦、そして18年、共に暮らした愛猫トラーの死……。
予期せぬことも、いつかは……と覚悟していたことも、起こってみないと判らないことばかり。
辛辣かつ適確な文章で、小さなこと、大きなことをとらえ、批評する、読み応え抜群の時評的エッセイ集。〈解説〉堀千晶

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

23
金井美恵子の日常雑録二月新刊でこちらが二冊目。04年から06年までの連載収録。正直小説よりもこっちの方が面白い。阿部和重の芥川賞受賞後の第一作『課長島雅彦』そう言えば有ったよなー、島田雅彦嫌いだけ有って取り上げてましたね。自分も読みたいと思ったら短編なのに、単行本未収録だとは。かと思えば今度は中条省平が血祭りに!サッカーの事ばかり書いてますが私は興味無いので飛ばした。そして、村上春樹告発による安原顯の生原稿古本屋に売り飛ばし事件。金井さんも『岸辺のない海』の原稿を安原氏から返却されてないそう。トラーの死。2025/03/04

バーニング

1
1巻からその気配はあったけど思った以上のサッカーエッセイだった。2006年ドイツW杯で負ける前からジーコジャパンへの恨みつらみが非常に激しい。しかしガットゥーゾやルーニーという名前がとても懐かしく感じるくらいには過去なんだなとも思った。2025/03/05

mori-ful

0
「そして、また、人生の一断面(ピースオブライフ)の研ぎ澄まされてきらめく切断面が、『小犬をつれた奥さん』のホテルの密会の部屋に置かれた一切れのスイカの切り口として薄赤いみずみずしさとしてひときわ物悲しく輝くのを喜びと幸福のためにも、私は小説を書くのだが、おそろくそうした小説の書き方は、トゥワイス・トールド・テールズとピース・オブ・ケーキなのだ」2025/03/01

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