内容説明
海と山に囲まれ、墓場に屍人が現れる吹上町に、赤ちゃんが生まれた。名はミモザ。母親は除霊師の美鈴。幼いころ虐待を受け「幸せが怖い」と感じる美鈴は、出産を機にしゃべれるようになり、友人のミミは美鈴を静かに見守ろうと決めた――。日常の奥底のダイナミックな動きと気づきに触れ、力が湧いてくる、唯一無二の哲学ホラー小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
火星人碧
3
出版間隔が長すぎて細かいところを憶えていない。読みながら少しずつ思い出してゆく。とうとう思い出さないこともある。今から読み始める人は続けて読めるのだと思うと羨ましい。いつか読み返してみなければなるまい。今すぐにそういう気分にはならないけれど。2025/03/24
しんやす
1
突飛な設定ながら穏やかで優しい雰囲気は最終刊まで続いた。パラレルワールドの世界を解明するような箇所は急いで読んだので消化不足、また読み直そうと思う。前半の墓守君の語りの部分は一人で生きている人には励まされると思った。夢のシーンが多い。2025/06/02
-
- 電子書籍
- 時わたり令嬢は冷血龍王の寵愛をとわに刻…
-
- 電子書籍
- 愛しの彼女は隠れオタク【単話】(17)…
-
- 電子書籍
- eS4 no.78
-
- 電子書籍
- パチンコ777 2017年8月号
-
- 和書
- ちゃとらとはちわれ




