無理をせず、無駄を楽しむ センスのはなし

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無理をせず、無駄を楽しむ センスのはなし

  • ISBN:9784799331248

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内容説明

「センスがいい」ってこういうことだったんだ!

SNSフォロワー10万超!人気プロダクトデザイナーがおくる
何でもない1日が特別な1日になる
「ひと・もの・くらし」との付き合いかた



「センス」というと、
どこか緊張感があって肩に力が入るような、
窮屈なイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

本書でご紹介するのは、自然体で心地よいのに、洗練された暮らし、生き方のヒント。
ほんの少しの工夫があれば、だれにでも実践できるものです。

著者は、SNSでのつぶやきが話題を呼び10万超フォロワー、
生活に寄り添うデザインを手がけてきた人気プロダクトデザイナーの秋田道夫氏。

そんな秋田氏が、心の持ち方から居心地のいい部屋のつくり方、
ファッション、ほどよいコミュニケーション術まで、

日常の中で大事にしている「暮らしのセンス」「生き方のセンス」について直筆のイラストやたっぷりの写真をまじえながら、お話しします。


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わたしの思う「センス」とは、自分を心地よく整える作法や工夫です。
センスについて考えると、日常の何気ないことにも、機微と気づかいが生まれます。

センスとは「余計なことをしないこと」とも言い換えられます。
そして、何が余計かを知るためには、「余計と知りつつ後学のために余計なことをあえてしてみる」というのもまた必要です。

あれこれと「遊び」を実践し、無駄をたのしむ中で、センスというものが積みあがってくるのでしょう。

「わたしのカタチ」を押しつけるつもりも、余計なアドバイスをするつもりもありませんが、なにか参考にしていただけたら幸いです。

(本文より)

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▼PICK UP

・今日会う人、すれ違う人のために服装を選ぶ
・針が止まった素敵な時計はアクセサリーに
・部屋着こそ上質なものを身につける
・花瓶に合う花を、お店の人に選んでもらう
・毎日の「小掃除」で部屋をリセットする
・会話は「腹八分目」で次の約束につなげる
・お店に入ったら「こんにちは」の挨拶を


▼目次

日々のセンス
はじめに
1章 毎日は何でもない1日であり特別な1日
――センスよく過ごすための「心の持ち方」について
2章 花瓶にぴったりの花を飾る
――センスが宿る「暮らし」について
3章 服装は相手へのプレゼント
――センスをたのしむ「装い」について
4章 機嫌よく街を歩く
――センスが紡ぐ「コミュニケーション」についておわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

49
秋田道夫さんの言葉は、とても好きだ。自分を振り返る、これからを考える・・そんなきっかけになる。これで何冊目になるだろうか。秋田さんの言葉に感化されて、心がけていることがある。そのエッセンスがいくつもある。「マイナスの言葉を投げかけない」「自分の発する言葉が、まわりに集まる人を決める」「シンプルでモノクロな言葉こそ、人のこころに長く残り続ける」・・。ここから派生して、いろいろ考えるようになった。また、周囲の言葉や様子を判断する基準にもなってきた。自分自身としては、いいことだと思っている。2025/04/28

おれんじぺこ♪(16年生)

11
女性の書くこういう系(笑)はよく読むけど、男性が書くのは初めて読むかも。なんだろ、なんだか上から?な感じがずーっとつきまとっている文章がちょっと苦手だった(あくまでも個人の印象です、すみません)まぁ、個人で会社立ち上げてデザインのお仕事する人ってこのくらいの感じじゃないとできないのかな、いろいろ、とは思いましたけど(これまた私の偏見、そうじゃない人もいると思うから)。秋田さんがおすすめしてたアーティゾン美術館は行きたい美術館としてピン立ててるから(笑)涼しくなったら行ってみようとはおもった2025/07/18

masa

2
コンパクトにまとめられた体裁で、あっという間に読めてしまった。キレキレではない、静かだけども主張のあるリズム、トーンが読んでいて心地よい。当人が意識せずとも、日々の中で心地いいと感じることを言語化するとこうなった。そんな感じではないだろうか。あたりまえを見つめ直して、改めて書いてみる。押し付けがましくない文体と、読み手にふと自分と照らし合わせてみる余白を与えてくれる。そんなちょうど良い印象を持った一冊。2025/07/27

zeeen

2
私にとってセンスとは「自分の美意識と人生観に従って気持ちよく過ごす才能」だ。著者にはゆるく柔らかな雰囲気の中に適度な自尊心と虚栄心を感じるが、そうでないとSONYから独立してアウトスタンディングな生き方なんてできないだろう。2025/06/30

takao

1
ふむ2025/08/03

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