光文社文庫<br> 絵のない絵本~鮎川哲也短編クロニクル1954~1965~

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光文社文庫
絵のない絵本~鮎川哲也短編クロニクル1954~1965~

  • 著者名:鮎川哲也【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 光文社(2025/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334105679

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内容説明

恵良三平は高学歴で映画俳優のような端正な容姿を武器に、多くの女性を誑かしてきた。目的のためなら殺人も辞さない身勝手で打算的な男の悪行の数々とその 末を軽妙洒脱な筆致で描いたブラック・ファンタジーの表題作等レアな短編を15編収録。好評シリーズ最終巻は著者のデビュー作にして不朽の名作『黒いトランク』発表前後に書かれた瑞々しい作品ばかりです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

だるま

15
鮎川氏の短編クロニクルの第3弾であり、この巻で完結らしい。3冊の中で本作には最も古い作品が集まっていて、デビューから約10年間に書かれた短編集。全15編で、光文社文庫に未収録の作品に限った様だが、氏の短編は様々な出版社から出ているので、既読の作品も結構あった。既読作はやはり面白く、他は一段落ちる感じ。それでも、外国人作家名義で書かれた作品や、氏の分身が出る作品など、デビュー時から遊び心があったのだなあと嬉しくなった。犯人当て、アリバイ崩し、トリックも色々あり、本格派の出発点だと実感出来るクロニクルだった。2025/03/18

コマンドー者

1
鮎川氏の作家デビューした頃の最初期の短編を集めている。 本格ものだが、表題作や後半の作品はブラックユーモアものやSFなどもあり貴重だ。当初から本格推理としてのクオリティは高かったのだと実感できる。 ↓下の方 ギャグミステリーの作品を、笑って読めばいいの?って何言っているんだか。こういう読解力のない人は鮎川氏の作品など読まなくていいですよ。2025/05/07

Takahide✈Yokohama

0
鮎川哲也名義以外の作品も含めた短編集。解説を読む限り作風で名義を分けた訳ではないらしい。『絵のない絵本』鏡に映った人間に刺される(P456)って?女子大の英文科を出たのにまだ二十歳(P457)?『怪虫』「アイモ(P501)」ってカメラの機種名なんだ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A2 )『朝めしご用心』2年前に女子大の英文科を出た(P547)のに21歳(P543)?当時女性は半年経たないと再婚できないはずじゃ…2025/10/06

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