角川文庫<br> 烏衣の華 2

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角川文庫
烏衣の華 2

  • ISBN:9784041157152

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内容説明

稀代の巫術師と評判の董月季(とうげっき)は、ある日「持ち主を次々に取り殺している」という香炉について依頼を受ける。
折しも同様の相談を受けていた許婚の封霊耀(ほうれいよう)と、
巫術師見習いの渓(けい)と共に、月季は香炉の持ち主を訪ねる。
しかしそこで遭遇したのは強力な女の幽鬼。
月季は思わず祓ってしまうが、女が消える寸前に見せた表情が気になり、
霊耀たちと、女が住んでいた村に向かうが……。
天才巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー、待望の第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

87
読みましたが、シリーズは一気に読んで、関連シリーズも一気に読まないと、どこかで繋がっている気がしても分からないモヤモヤに取り憑かれますね😅まだまだ続きそうです。2025/03/25

ひさか

65
2025年1月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。協力して幽鬼事件解決する月季、霊耀、渓は良い仲間だ。月季の夢の秘密の一端がわかったのと、帝の命による土地神の調査が、次回からの主軸になるのかな?。新しい冒険にわくわくする。2025/07/18

こも 旧柏バカ一代

60
香炉に取り憑いている女の怨霊から辿られる物語。多くの男を夢中にさせ呪い殺す香炉。その除霊を依頼され、怨霊に話しかけるが女には反応しない。遂には強行して除霊したが、何でこんな怨霊になったのかを調べたら出てくる様々な事柄。沼に沈んでいる霊が元気でなかなかにシュールだった。怨霊になった女も閉鎖された村で、元妓楼の女だったと差別されていたりと何とも言えない状況だったんだ。そこに呪いという手段が見つかり、そこから始まる誰も幸せにならない物語。魂の無い状態でも最後はシッカリと村に傷痕を残して女は去って行った。お見事!2025/01/24

はなりん

57
シリーズ2巻。前巻から間があり細かな設定や人間関係があやふや。後宮の烏シリーズとの繋がりが垣間見えてるも、それもあやふや。でも充分楽しめました。香炉に取り憑く幽鬼を調べる為、王都を離れ別荘地へ向かう月季と霊耀と渓の3人。その村で新たな虎の妖が出ると村長から依頼があり調査する事に。無事解決するも、月季の中に入る何かしらの存在が大きくなり、何やら話が大きくなってきた。次巻からは、月季の中のモノを含め、地方で起こっている土着の信仰神を調査する旅に。月季と霊耀の仲の進展も期待したい。2025/04/05

ツン

56
月季と霊燿の関係が進んでほしいのに、なんか大きな話になって行きそうな(笑)2025/09/02

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