内容説明
赤い瞳を持って生まれ、幼いころから家族に虐げられ育った凛は、鬼の若殿・伊吹の生贄となったはずだった。しかし「俺の大切な花嫁」と心から愛されていた。数々のあやかしとの出会いにふたりは成長し、立ちはだかる困難に愛の力で乗り越えてきた。そんなふたりの前に再び、あやかし界『最凶』の敵・是界が立ちはだかった――。最大の危機を前にするも「永遠に君を離さない。愛している」伊吹の決意に凛も覚悟を決める。凛と伊吹、ふたりが最後に選び取る未来とは――。鬼の生贄花嫁シリーズ堂々の完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゆ
5
まさに、大団円!!綺麗にまとまりました!少しだけ残念なのが、ストーリーの展開がメインで、メインカプのイチャイチャがもっと読みたかったなぁと思います(笑)思い合ってるのはよく分かるんですけどねぇ〜。2025/05/10
万論
1
しっかりしたねぇ、皆んなそうだけど、こういったシンデレラ系は最終巻には凄くしっかりとした女性に進化している。芯がしっかりとしていたから成長できるのだとは思う。ちょっとどの本を読んでも同じなのが、今読んだ本の認識をあやふやにさせてしまう。初期設定のエンディングにも工夫が欲しい。2025/02/02
美月
0
こんなにも小説で胸がいっぱいになったことはない。 ふたりのしあわせがこんなにも幸福な気持ちになるなんて。最終巻。さみしい。2025/03/27