文春文庫<br> 新たな明日 助太刀稼業(三)

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文春文庫
新たな明日 助太刀稼業(三)

  • 著者名:佐伯泰英【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2025/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923181

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内容説明

若武者の冒険ストーリー、ついに完結!

剣術修行と助太刀稼業によって商人たちの機微を知った若武者・嘉一郎。
度重なる女武芸者らとの出会いや、毛利家の若様・助八郎の新しい姿を見るうち、
これからの生き方を模索する。
そんな時、江戸の分限者の娘たちが拐かされ、佃沖の異人船に捕らわれているとの知らせが――

嘉一郎が勇気を持って選んだ道とは?
壮快な冒険のストーリーがついに完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

97
佐伯さんの助太刀稼業シリーズの最終巻です。主人公たちを九州から追ってきた元藩の奉行が現われるもその追ってきた真の目的の家宝とされる刀がまがい物と分かって若干尻すぼみ的な終わり方です。主人公も助太刀と剣道場での師範のような仕事をして、そこでの女武芸者などへの指導などを行っていきます。また最後はその剣を海に捨てて違う生き方をしていくような形で終わります。佐伯先生もお年を召されたかなという気がしました。2025/01/06

やま

48
神石(じんせき)嘉一郎は、刀を捨て愛しい女と一緒になる。時はゆっくりと流れていく。初秋から仲秋、そして晩秋へと移ろっていく。土着の剣術である三神流の遣いてである神石嘉一郎は、高名な刀剣商である「備前屋」の主の十右衛門の信頼を得て、備前屋の裏の家業である金貸し業の用心棒をしながら江戸で生活していく。そんななか備前屋の親戚筋の美しい娘みわに愛され、みわと生涯を共にすることを誓う。そして、刀を捨て神石嘉一郎から嘉一郎として生きて行くことを決める。2025/08/23

ひさか

29
2025年1月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目にして最終巻。黒雲涅槃坊、異人の女剣客、江戸暮らし、追手来たる、みわの想い、の5つの章で構成。ラストは驚きでした。佐伯さんに見事にやられました。続編あってもいいなと思います。2025/02/01

やな

24
無理やり終わらせた感じ、佐伯泰英大丈夫か(;´д`)?2025/01/11

ぶんぶん

21
【図書館】まさかの、3巻で完結でした。 助・太・刀・稼・業と5部作と思ったが、端折り過ぎ。 みわが突然話し出すのも意外だが、結婚するのも意外。 浪人とは言え武士との結婚はいろいろあるのでは。 女武芸者も唐突に出て来た感じ、いろいろな道場破りに関しては、もうページ稼ぎしかない。 助八郎の件や下野江の件も付け足しの解決不足。 とうとう、息が続かなくなって来たか。 そろそろ引退しても良い頃だと思うが・・・2025/07/04

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