内容説明
「では島の発展のため、ほどほどにやりますか」
卒業後は都会の工房に入って毎日だらだらしていたいと願う天才少女・フレイア。
ところが、彼女が指定された就業先は――南海の離島だった!?
着いて早々、島の窮状を嘆く守り神――幻獣リルリルと出会ったフレイアは、
彼女に乞われ(&毎日毛並みを“もふもふ”してもよいという対価に惹かれ)、
錬金術で島を快適に――発展させることを決意する。
島民のために良質なポーションを錬成したり、
冷気が出る箱や、水が勝手に登ってくる井戸といった、便利な魔導具を開発したり。
フレイアの活躍で島の生活は劇的に改善!
やがて女領主の目にも留まり――!?
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
15
のんびりスローライフと思いきや。悪代官(メスガキ)がいたり。学校の講師が一巻で訪問してくるとは思わなかった。2025/05/02
nishiyan
10
王立錬金術学院を優秀な成績で卒業するほどの天才少女フレイアが卒業前のやらかしが原因で南の離島の工房で三年間の奉公期間を過ごすことになり…というファンタジー。島の守護神で幻獣リルリルとふもふし放題という契約を交わすと、まずは工房の整備から始まり、今度は島の課題に挑戦する展開はやや単調な感じが否めなかった。ただ怠惰でありながら、現実主義者でやるときはやる彼女が、代官エメリーヌからの無茶振りや島の生態系を壊すロック鳥退治に乗り出すハメになってからは物語が動き出した感じがあって面白かった。次巻はどうなるかしら。2024/12/29
雪見だいふく
3
優秀だけどクセありな主人公。 タイトルどうりの事何やらかしながら成すのか、今後の楽しみかな。2025/02/04