内容説明
信長の命で前田利家・利長父子が能登入国!
歴史時代小説の第一人者・安倍龍太郎の集大成!
戦国末期、前田利家・利長父子の決断こそが日本の流れを決めた――。
織田信長と柴田勝家のもとで手柄を打ち立て、〈槍の又左〉と戦国に名を轟かせた豪傑・前田利家と、その息子で温厚かつ秀才肌で〈上様の近習〉となった利長。世代間ギャップと性格の違いを背景に、父子は時に激しく対立しつつ、乱世の荒波を乗り越えていく。
本書の冒頭は、柴田勝家率いる織田勢と上杉勢が激しく争う「手取川の戦い」。そこで手痛い敗北を喫するも、謙信の急死で形勢を挽回した織田勢は加賀ばかりか能登、越中の大半を支配下に組み込んでゆく。信長の馬揃えのため上洛した利家にもたらされたのは、「能登一国を任せるゆえ励め」との言葉だった。さらに利長は信長の近習、さらに娘婿にまで取り立てられる。
しかし、国持大名として能登一国をどう収めるのか? 越中への侵攻の行方は? 数々の難題に立ち向かう前田利家のもとに、まさかの本能寺における信長の訃報が届けられ……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
147
安部 龍太郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、前田利家・利長父子の大河歴史大作、上巻は一気読みです。続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639192492025/01/19
のぶ
60
前田利家・利長父子を中心にした物語。上巻での時代は戦乱の末期。北陸でもいたるところで戦が繰り広げられていた。この地方での戦乱事情を垣間見えたのは新鮮だった。また信長や秀吉を、この視点でどう感じていたのかは興味深かった。国持大名として能登一国をどう収めるのか? 越中への侵攻の行方は? 数々の難題に立ち向かう前田利家のもとに、本能寺における信長の訃報が届けられる。全体を通しほとんどが戦の物語で、食傷気味になってきたところで上巻は終わり。下巻ではどんな話が展開されるのか気になる。2025/01/04
hirokun
18
感想は、(2)読了後に記載。2025/01/09
クー
15
家康とお市の方が結婚してたっていうのは本当かな。古文書に残っているようだけど、史実かな?また、賤ヶ岳の周辺の絵図をつけてくれると読みやすかったんだけど、臨場感があって非常に楽しく読みました。ある程度の創作があってもいいかなぁと思いますが。2025/02/01
モーモー
14
戦国武将前田利家、利長親子の物語。 利家は叩き上げの戦国武将、利長は信長の近習として、全体を俯瞰できる官吏のイメージ。 秀吉が天下統一したため、利家は統一後の五大老の1人で家康を抑える役割のイメージが強かったが、統一前の一武将としての視点は新鮮であった2025/01/15
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